2011年4月21日木曜日

義捐金をお渡ししました - 東日本大震災チャリティーコンサート

昨日の夕方。私はサントリーホールへと向かいました。というのも、東日本大震災チャリティーコンサートに参加するためです。

このコンサートは、東日本大震災で被災された方へのチャリティーコンサート。ファッションデザイナーのコシノジュンコ先生や作曲家の三枝成彰先生が中心となって企画されたもので、日本経済新聞などでも紹介されました。(詳細はこちらをご覧ください。)

昨日は第1部~第3部まで、6時間以上にもわたって(!!!)クラシック、ジャズ、ポップス、演歌とあらゆるジャンルの音楽家の方々が集まってコンサートを行いました。

さて、このコンサート。参加するためのチケット代金はなんと無料なのですが、会場では被災地への義捐金を1万円以上支払って下さいとのお願いがありました。しかもコンサートを聴きに行った参加者だけでなく、出演されている超・一流アーティストの皆さんも、ノーギャラ(出演料ゼロ)ばかりか皆さん1万円以上の義捐金を出した上で演奏されていらっしゃいました。(そこで集められた義捐金は、70%がその場にもいらしていた日本赤十字社の社長さんに手渡され、30%が原発の被害を受け大変な状況に直面している福島県に送られました。)

学校で皆さんからお預かりした義捐金について、

* 直接、日本赤十字社の社長さんにお渡しすることができる
* 原発の被害が特に大きい福島県の皆様にも重点的にお渡しすることができる
* これまで、学園で大変お世話になっているコシノジュンコ先生が中心となってこのコンサートを企画されている

などの点をを総合的に考慮して、このチャリティーコンサートの場を通して被災地の皆様にお届けすることにしました。

さて、サントリーホールに到着すると、ホールの入口にコシノジュンコ先生の他、著名人の方々が義捐金のお願いのために立っていらっしゃいました。

そこで、コシノ先生にご挨拶して

「コシノ先生、こんにちは!本日は、本校の生徒が被災地の皆様のために行った募金をまとめて、義捐金としてこの場にお持ちしました。」

とお伝えしました。コシノ先生は大変感激して下さり、

「まあ!素晴らしい!本当に生徒さんたちのこういう気持ちがうれしいわね!それでは、一緒に写真撮りましょうよ!、ね、奥田さん!」

ということで、昨日の写真に結びつくのですが、その次にはこの写真も。




近くにいらした倍賞千恵子さん。倍賞さんも「生徒さんたちの気持ち、本当にありがとうございます!」と言ってくださいました。
(ちなみに、本校の封筒でお持ちした義捐金もしっかり写っております。)




皆さん、ご協力ありがとうございました!一日も早く被災地の皆様のもとに届けばいいなと思います。