校内を歩いていたところ、家庭科3年生の教室で何人かの生徒が絵を描いているところを見かけました。
「何を描いているの???」と尋ねたところ・・・
「えー、まだ見ないでください!!!」と言われたのですが、少しだけ見せてくれたのがこの絵でした。家庭科3年生の彼女たちは、ファッション(被服)専攻。今月末に迫った学園祭でファッションショーを行うのですが、そのためのポスターの絵を描いていました。
既にショーで披露するドレス(ウェディングドレスもあります!)などは完成したそうです。来週の火曜日にはリハーサルも行う予定、と準備が着々と進んでいるようでした。
そんな3年家庭科の生徒たちと話したあと、事務所に戻ってきたところ、先生が何やら絵の書かれた紙をFAXしようとしていました。
「これは何の絵ですか?」
と質問すると、その先生の担任のクラスで学園祭用に作るT-シャツの絵だそうです。
「シンデレラ?ですよね?」と確認したところ、先生はこのクラスで"シンデレラの人形劇"を披露すると教えてくれました。単に人形を持ってきて劇をするのではなく、家庭科らしく(このクラスは家庭科でした)その人形たちも自ら製作して、そのうえで劇を披露するようです。
「生徒たちが"シンデレラ"って盛り上がっていますけどね・・・、あれやって、これやって、って生徒が言うので・・・『うちのクラスでは私がシンデレラです!』って感じですね・・・」とは担任の先生の言葉。どうやら、担任の先生が腕が取れそうになっている人形を家で(補強しながら)縫ってきてくれたり、クラスTシャツ作成もいろいろヘルプしてくれたりしているようです。
こんなところでもまた、高木学園らしい、先生たちの面倒見のよさが感じられます。
学園祭まであと3週間。これからどのように仕上がっていくのか、大変楽しみです。