自動車会社、化粧品会社のマーケター、ロンドンビジネススクール留学を経た私が、2008年4月より曾祖母が109年前に創立した高木学園へ。 そんな私が体験する、創立109年目の毎日をつづります。
2014年1月27日月曜日
私たちにできることをもう一度考え・行動したい - 大川小学校の皆さんからのCD
今日、ひとつの封筒が届きました。宮城県石巻市立大川小学校からの封筒でした。大川小学校は、皆様もよくご存知だと思いますが、東日本大震災の際に児童の多くが津波で犠牲になってしまった学校です。
震災後の2011年6月、私は自衛隊の方に大変お世話になり、大川小学校にうかがいました。校舎は無惨にくずれて、時計は14:40くらいで止まっていた。その悲惨さにしばらく言葉が出ませんでした。
実はあのころ、本校の生徒たちが商品開発プロジェクトで文房具のノートを開発・完成させたころでした。被災地の小学生や中学生たちが文房具も無くて困っているという新聞記事を見て、本校の生徒たちと
「このノートでも、もし少しでも役立てていただけたらいいね。」
と、避難所の体育館に現物を持ってうかがわせていただいたのです。
そんな3年前の小さなできごとを、大川小学校の皆さんは覚えていて下さり、現在の在校生24名の生徒さんと先生たち、保護者の方々からのメッセージやみんなで歌った歌などをCDに録音して送って下さいました。
聞いていたら、涙があふれてきました。
大川小学校の子どもたちの声は、とても元気で力強かった。
そんな彼らに対して、今から私が、私たちが何かできることは何だろう・・・
よく考えてみたいと、改めて思いました。
そして、考えるだけでなくて、絶対に行動していこうと思っています。
大川小学校の生徒さん、先生方、保護者の皆様、ありがとうございました。