2014年1月20日月曜日

10,000時間続けて一流を目ざそう - 商業科課題研究

今日は商業科3年生の「課題研究」の一年間の最後の授業でした。この授業は通年で慶應義塾大学システムデザインマネジメント研究科の先生方に教えていただきましたが、その最終回。

"菊名の街を活性化させる"

という課題に対するグループ毎の最終プレゼンテーションも終了していましたので、今日の授業はどのような内容になるかなと思っていましたが・・・今日の授業はズバリ

"高校を卒業した後の「自分の将来」を計画する"

授業でした。自分の夢・挑戦したいことなどを考えたり、自分の好きなこと、得意なこと、(自分ができることで他の人から)喜ばれることなどを振り返った後にそれを行動に移す大切さを教えていただきました。


富田先生によると、何事も一流になるためには10,000時間、努力をつみ重ねることが必要だそうです。(このことは、マルコム・グラッドウェル氏の著書『天才!成功する人々の法則』に詳しく紹介されているので、興味のある人はぜひ読んでみてください。)

実際に私も学校で達成したかったことなどを振り返ったときに、ほぼ5.5年で10,000時間くらいかかったことに気付き、この法則が面白いほど様々なことにあてはまると実感したのです。




同時に富田先生はおっしゃっていました。

「10,000時間続けられるという時点で、既にそのことに対して才能(好きという感情や得意であること)があるということだということもこの学者によって主張されています。

みなさんは、高校を卒業した後の人生では、

"これを/このように/しなさい"

と指示してくれることはほぼ、無くなります。その時に、この授業で学んだ

- 自分で考えて
- たくさんチャレンジしてみる
- とにかく試してみる

ということを忘れずに、(漫然と時間を過ごすのではなく)10,000時間努力を続けてみてください。そうすると皆さんは、驚くほど力がついていることを後々実感すると思います。」

その通りだなぁ、と深くうなずきながらお話をうかがいました。

ちょうどこの週末に、私は友人から推薦された映画を見ました。



"3 idiots - きっとうまくいく(邦題)"というインドの映画なのですが、これがまさに

人生で好きなこと・情熱を傾けられることを続けていくと、結果がついてくる

というテーマのお話なのです。(明るく大変面白いストーリー展開で、感動しました)

これから自分で人生を切り開きながら生きて行く皆さん、ぜひ今日の授業で学んだことや、この映画のテーマなどを時々思い出して欲しいと思います。