2014年1月10日金曜日

なぜそこに人が集まるのか? - 商業科「マーケティング」授業

今日は商業科1年生の年明け第1回目のマーケティングの授業がありました。

2学期末に

「なぜそのお店/サイトに人が集まるのか」

について考え、レポートを提出することが課題となっていました。生徒たちが提出したそのテーマ(お店/サイト/商品/サービスなど)について、今日の授業では野林先生が解説してくださいました。

私などの年代ではあまり気がついていないようなお店やサービスなどについても、高校生は関心を持っているのだなと感じ、大変興味深かったです。

たとえば、IKEAについて取り上げた生徒がいましたが、IKEAといえば北欧発のオシャレでリーズナブルな家具などが有名ですよね。しかし、この彼女はIKEAの魅力はそれだけではなく、「\499のモーニングビュッフェがある」こと。それがきっかけで人が集まることもある、というレポートをしていました。(なんでも、ワッフルを9段重ねにしているお客さんがいた、とのこと・・・!)

そんなビュッフェがあるんだ?!と初めて知りました。・・・が、学校から一番近くのIKEA港北のホームページを見てみると

「皆さまにご好評をいただいておりました、土日祝限定のIKEA港北モーニングビュッフェですが、誠に買ってながら2013年12月29日(日)をもちまして終了となりました。今までの間、ご愛好いただき誠にありがとうございました!」

とありました。(好評すぎて採算が合わなかったのかもしれませんね。)

また、


フリーペーパー「R25」に特集されていた「お一人様サービス」についてレポートした生徒もいました。

ちなみに、野林先生曰く

「この雑誌(R25のことです)、実は創刊したの、私です。」

瞬間、教室から生徒たちが

「ぉおー!」



また、他の生徒は大好きな雑誌Seventeenについて克明なレポートを提出していました。






規定の紙だけではおさまりきらず、何枚もの追加の紙にびっしりレポートされています。









さらに

「私の大好きな"Seventeen"がマーケティングにつなげられたこと、心から誇りに思います」と感想が書いてありました。




自分の大好きなこと・興味のあることから「これはどうなっているんだろう?」「どうしたらより良い商品やサービスができるだろう?」と考えることは大変意味があることだと思います。

今学期もそのような生徒たちの気持ちを大切にしながら、マーケティングの授業を進めていただく予定です。