2014年1月24日金曜日

誰のための商品?サービス?

先ほど郵便局で用事を済ませてあたりを見回したところ・・・


あった、あった!

ということで、早速購入しました。

実はこのキティちゃんグッズ、本校商業科の1年生にマーケティングを教えてくださっている野林先生の会社で作られているものだそうです。

・・・と数日前にそのことをうかがっていたので、「これかぁ!」(これは書類ケースです。)ということで、すぐにレジへと向かったのでした。



キティちゃん40周年を記念して、郵便局限定キティちゃんグッズが発売されているそうです。(詳しくはこちらをどうぞ。)

ところでこちらの書類ケース、お値段580円、と少々お高い。

野林先生にそのことをお話してみると

「郵便局に来る女性の年齢は30-50代の女性が多いんですよ。OLさんか、主婦の方、などなど。それくらいの方だと、(高校生などがターゲットの商品よりも)少し値段も高めに設定していても売れるんですよね。」

た、たしかに・・・。

やはりマーケティングの原点は「誰に向けた商品/サービス」を考えることですね。

今日のマーケティングの授業でも、そんな事例が紹介されていました。2学期の最後に、「誰のための/どのような商品・サービスか、そしてなぜわざわざそのためにお客様が来るかを考える」という課題がありましたが、その中で生徒が取り上げた事例について、野林先生が詳しい解説を加えて下さいました。


この生徒はJR東海の

そうだ、京都 行こう

キャンペーンについてレポートしました。このキャンペーンのターゲットは

- 子どもが成人して、夫婦2人だけで住んでいる人
-  仕事が忙しすぎて、たまにホッと一息つきたい人




ではないかというのが、この生徒の分析です。(鋭い!!! - 私は京都好きで、年に2-3回は京都に行ってしまうのですが、2つのカテゴリーの下に当てはまるかも・・・)

* 誰の、どんなニーズに応えるために この商品はあるのか

を分析することを日常的にしていくと

* 世の中で、こんな人たちの、こんなニーズが満たされていない → そこに新たな商品/サービスを投入する可能性がある

と考えられるようになります。1年生の皆さんは、現在の学習を続けて、ぜひその先に「自ら発想し・提案できる」力を育成してほしいと思います。