2013年12月4日水曜日

今をがんばろうと思った - 大学出張講座の感想

先日、普通科1年生を対象に、学習院大学の芳野まい先生にご来校いただき、お話をしていただいたことをご紹介しました。 (詳しくはこちらをご覧ください。)

その際にも芳野先生がお話されていた、

「まったく新しいフランス語の教科書」

がいよいよ完成されたということで、先日できたてのホヤホヤを頂戴しました。


「フランスの国旗とかエッフェル塔など、ありきたりのものが表紙に載っているような教科書にはしたくなかったんですよ。」

とおっしゃって、美しい紫のシンプル&エレガントな表紙。しかも、タイトルの和訳は「心ときめきするもの」!

そして、中は日本文化を代表する錚々たる方々が書かれた日本語エッセイを芳野先生がフランス語に直された文章が展開されています。

(文章を書かれた方は、例えば伊藤郁さん(和菓子について)、茂木潤一さん(おしょうゆについて)、坂西 理絵さん(日本の食について)、石井リーサ明理(照明デザインについて)、牛山大さん(美について)、夏目房之介さん(アニメーションについて)、鬼塚忠さん(作家のエージェントについて)などなど。)




先日の講座について、生徒たちの感想も読ませてもらいました。すると・・・

「勉強することは、将来の役に立つだけでなく、自分の夢が広がっていくんだなと感じました。」

「(芳野先生のお話を聞いて)がんばればどんなことでもできるような気がします。先生のお話を聞いて、今をがんばろうと思いました。」

「講座で習った "On ne voit bien qu'avec le coeur. L'essentiel est invisible." (心で見なくては大切なことは見えない。)はとても素敵な言葉なので、覚えていたいと思いました。」

などなど、生徒たちもあのお話を聞いて大変前向きになったようでした。

広く大学の先生方や社会の方々のお話をうかがうことのできるような機会を、今後も充実させていきたいと思います。