2009年3月10日火曜日

教育現場での1年

今週は3学期の期末試験が行われています。試験期間中は生徒の試験は午前中で終わり、お昼を過ぎると学校がとても静かになります。3学期の期末試験の時期ということは、平成20年度がもうすぐ終わろうとしているということでもあり、その静かな学校の中で考えています。

(自分が高校を卒業して以来)初めて学校という場所に来て、1年間"教育現場"での日々を過ごしてみて、この日々がどのようなものであったのだろうか、ということを、考えています。

非常にシンプルにまとめるならば、若い高校生の可能性に気付き、感動し、驚かされた一年だった、と言えるように思います。

平成20年度(2008年4月-2009年3月)に、高木学園が創立百周年を迎えたということもあり、今年は通常の学校生活にプラスして、様々な行事・イベントを開催しました。

校舎の完成(にあたる、建物の名称公募)、百周年記念式典、百周年記念学園祭、お弁当開発、松山バレエ団による百周年記念特別バレエ公演、地元お寺との大晦日プロジェクト、百周年記念テニス杯、講演会シリーズ、コシノジュンコさんによるファッションショー、Blue Dalプロジェクトなどなど・・・。

それらの非常に多くの場面で、当校の生徒たちがイキイキと何かに打ち込む姿を見ることができました。情熱を持って何かに取組んでいるとき、人はこんなに楽しそうで、さらに成長できるんだということに心を打たれた1年でした。

と同時に、学校はどこまでも面白くできる、ということを感じた一年でもありました。

来年度以降も、若い高校生の人生を豊かにできるような取り組みを準備していきたいと思います。そして、当校創立者・高木君の校訓である「信頼し得る婦人、実際に役立つ婦人」を今後も育てていきたいと思います。