2014年5月14日水曜日

発言する力

授業中に「はい!」「はい!」と(発言したいということで)手が挙がり続けるって、すごいことだと、その力を感じた一日でした。

商業科2年マーケティングコースの生徒たちは「マーケティング」の授業で、(本校の)学校案内を魅力的にするというプロジェクト(~その後もいろいろ学校PRのプロジェクトに取り組む予定)に取り組んでいます。今日はその授業の中で、デザイナーさんから提案していただいたデザイン案について意見をまとめることになりました。


いくつかの案をデザイナーさんから頂いたので、

「それぞれの案について良いところ、あまり良くないと思うところ、こうしたらもっと良くなるのではないかと思うところを、それぞれを教えて下さい。」

と、聞いてみると・・・



「はい!」

「はい!」

「あ、まだあるんですけど!」

「さっきのxxさんの意見につけ加えたいんですけど!」

・・・

意見が出て止まりません。1時間ずっと、生徒たちは意見を述べ続けていました。


私は常々、日本では小学校を卒業すると途端に手を挙げて発言することをやめてしまうのはなぜだろうと思ってきました。

そして、私自身が海外に留学して、多様な社会で生きていくためには手を挙げて積極的に発言することがまず大前提で、その上で良い・建設的な意見を述べられると高く評価されることも実感してきました。

ですから、そのような自らの経験もふまえて、本校の生徒たちも人前で考えを積極的に話すことのできる女性になってほしいとずっと思ってきました。

今日、あの授業で私が目にした光景はまるで夢のような光景でした・・・。
今もちょっと信じられないような気持ちでいます。

生徒たちが日々、進歩していることを感じます。