2016年1月8日金曜日

「共有」する2016年

2016年、3学期が今日から始まりました。冬休みを終えた生徒たちが、今日から学校に戻ってきました。

3年生はこれからセンター試験、入学試験などに挑戦する時期となりました。ぜひこれまでの成果を発揮できるように平常心でのぞんで下さいね。また、この学期は本当にあっという間に終了してしまいますので、1年生・2年生は一日一日を大切に過ごして下さい。

新年にあたり、本学園の教職員にあいさつした内容を一部ご紹介します。

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新年あけましておめでとうございます。2016年が先生方やご家族の皆様にとりまして良い1年になりますようにお祈りいたします。

昨年は「熱意」を持って、社会で活躍する人材を育てることに取り組んだ一年でした。

高等学校では授業・クラブ・学科の取り組みなどで地域の方、企業の方などと接点を持たせていただくことができました。授業やクラブでは港北図書館の皆さんにお世話になったりしましたし、地元企業であるプレシアさんや野菜れすとらん齊藤さんとの商品開発などにも挑戦しました。

またクラブもライフル射撃やハンドボール、ソフトテニス、ダンス、バトントワリング、茶道、華道、JRCなどで校外の試合・大会に挑むことも多くありました。

幼稚園でも、より現在の社会のニーズに応えるような教育内容を加えた取り組み(英語やダンスなど)を行ったり、園舎の環境づくりなどにも道すじを創ることができました。

しかし同時に、2015年は学園の課題も明らかになった一年でもありました。私たちはより、チームとしての力を高めていく必要があると感じています。一人一人の先生方や生徒たちの力が「足し算」でなく「掛け算」となるように、改善を重ねていく必要があるということを感じています。

昨年12月の日本経済新聞の"私の履歴書"に、大丸松坂屋(現Jフロントリテイリング)の元CEO・会長でいらした奥田務さんが連載をされていました。奥田さんは、大丸の社長に就任された後、とても大事にされてきたことがあるとおっしゃっています。それは、社員とできるだけ会社の方向性や情報を「共有」し、チームの力を高めるということだそうです。

本学園でもまさにそのように、私たちがミッションを「共有」し、それぞれの先生方がどのような教育の取り組みを行うかを「共有」し、結果も「共有」していくことが大切だと考えています。そしてそれを学校内だけでなく学校の外部の方とも「共有」する必要があると思うのです。

ぜひ全員が想いを「共有」し、この学園をより魅力的な学校に改善していく2016年としましょう。本年もどうぞよろしくお願いいたします。