2015年3月11日水曜日

あの日から4年 - 黙とうしながら感じたこと

4年前の3月11日、1000年に1度の規模の地震ともいわれる東日本大震災が起きました。

今日も在校生のみなさんは期末試験中ですが、4年前の3月11日は期末試験最終日で、地震の起きた午後2時46分に校内でクラブ活動などをしている生徒たちが120名ほどいました。

電車なども全てストップしてしまいましたが、私たちはほとんど被害がなく、また電気・ガス・水などのインフラも問題がなかったため、(保護者の方のお迎えがあった生徒を除く)全員が無事で学校で朝を迎えることができました。

あの日は、本当に本学園の先生たちの底力と素晴らしさに感謝した日でした。近くのスーパーですぐにお米やお味噌などの買いだしをし、先生方が協力して生徒たちのために温かいご飯を準備してくれました。この先生たちがあるから、高木学園があると思いましたし、その校風は生徒の皆さんも感じてくれていることと思います。

東北地方では、あの日から多くの方が犠牲になり、今もまだ苦しい生活を余儀なくされている方も多くいらっしゃいます。

私たちは今日もこうして生活できていますが、犠牲になられた方々の分も日々を感謝して大切にしていきたいです。

そんなことを思いながら、今朝は生徒たちとともに黙とうをしました。

改めて、生きていることの意味を感じて感謝し、日ごろから災害に対する備えをしっかりしておきたいですね。