2013年1月8日火曜日

「前進」する2013年

本日始業式が行われ、生徒たちが元気に2013年の初・登校をしてきました。




始業式の後には、フィギュアスケートの大会に出場する2年生のNさんの壮行会も行われました





さて、その後、学園内の先生・職員が集まった場で2013年の年頭挨拶を致しました。その内容をこちらでもご紹介したいと思います。

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明けましておめでとうございます。年初にあたり、ご挨拶申し上げます。

昨年・2012年のこの場で、私は「行動」する1年とするという目標をお伝えしました。

昨年の1月というのは、東日本大震災後の初めて迎えるお正月ということもあり、また復興も進まない状況で、より社会で役に立つ・復興を担える人材を育成するために少しでも多くの「行動」をすることが私たちの使命だと感じました。

しかしそれは、復興だけを見据えたものでなく、ここ数年の高木学園の方向性の延長線上にあるものでした。2010年には「変革」すること、2011年にはその変革を「貫徹」し、さらに実際に「行動」していく必要があるとも考えていました。

実際2012年には、高等学校では専門学科のカリキュラム改変、大学との連携体制の構築、社会とのつながりをより密にするためのコラボレーションなどを行ってきました。また学力向上に向けた取り組みも継続しています。

幼稚園でもこれまでの通常の保育内容に加えて、食育やアートの教育プログラムなども取り入れています。

しかし、学園のおかれている状況、日本の人口構造などを見てみると、決して楽観できない状況でもあります。私達はもっともっと行動し、前に進むことが必要ですし、その行動・前進の内容を学園外部の方にもより多く知っていただく必要があります。

そこで、2013年には「前進」すること、このことを学園全体の目標としたいと思います。

最近私は「いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ」の本をシリーズで読んでいるのですが、西郷隆盛氏の本も読みました。西郷さんはこんなことを言っています。

"その事をば棄て(すて)顧みず、直に一歩を踏み出すべし。"
(過ぎたこと、終わったことにとらわれず、ただちに次の一歩を踏み出し、前進するべきだ。)

創立の理念である、社会で役に立つ人材を育てるため、そして日本の将来をしっかりと担える世代を育てるために、毎日、全教職員で「前進」する1年としたいと思います。本年もどうぞよろしくお願い致します。