2011年11月14日月曜日

福島県立双葉高等学校訪問

11月12日土曜日に、JRC部の部員・顧問の先生と一緒に福島県立双葉高等学校さんを訪問しました。

双葉高校さんは、福島第一原発から3.5kmのところに立地しているため、現在は県内の4つの高校に分かれて避難をされています。




今回は、郡山市にあるあさか開成高等学校さんにいらっしゃる双葉高等学校の先生と生徒さんを訪問しました。








土曜日ということで、通常はお休みのところを教頭先生と生徒会の生徒さんがわざわざ学校でお迎え下さいました。

冒頭に、先生から当時~現在に至るまでの状況をお話して頂きました。原発の事故後、生徒さんたちも先生方も皆さん避難することを余儀なくされたため、現在は仮説住宅や県の借り上げの住宅等で生活をされ大変なご苦労をされています。また、生徒さんも遠方に避難される方もいて、双葉高等学校さんの生徒数も大幅に減少してしまったということです。住居を離れることだけでなく、親しんだ友達・近所の方などからも離れて生活せざるを得ないという状況に本当に胸が痛みます。




そんな状況の中で本校の生徒たちができることはほんのわずかですが、今回学園祭で販売させて頂いた福島産の野菜・果物の売上全額とOG会(菊蘭会)の皆様の学園祭での売上金、クラスからの寄付などをお渡しさせていただきました。






また、生徒たちが開発したノートも持参しました。





女子生徒さんたちに使っていただければ幸いです。









双葉高等学校の生徒さんたちからはメッセージも頂戴しました。






部長が代表で双葉高等学校の生徒さん達からのメッセージを頂きました。今回部長の行動力で、福島の全農さんから野菜や果物を提供していただけることになったり、双葉高等学校の生徒会の生徒さんたちとコンタクトを取ることができました。まさに「信頼され、役に立つ女性」です。










最後に双葉高等学校の生徒会の生徒さんからお礼の言葉を頂きました。
今後も何か本校でお手伝いできることがあれば、ぜひお声かけ下さい、とお伝えして来ました。




帰りの新幹線の車窓から。

私たちにできることは本当にわずかですが、東北の復興・日本の復興のためにできることに取り組んで行きたいと思います。

双葉高等学校の先生、生徒さん、本当にありがとうございました。