2011年11月9日水曜日

作品として美しいものを

今日もまた授業を見学。家庭科2年生の実習の時間に伺いました。




「何を作っているの?」と聞いてみると、「ブラウスを作っているところですよ。2級の家庭科技術検定の内容でもあるんです。」との答えでした。



ニコニコしながら作業している生徒がいましたが

「最近、ブラウス作るのが楽しくて。1~2ヶ月前は型紙の作業が多かったので、ようやく実際に縫ったりできるからうれしいんです!」

とのことでした。作業について先生がいくつかのグループの生徒たちに説明している際に

「この(襟の)角の部分はキレイに布を裏返して、ピシッと襟がキレイに見えるようにしてくださいね!」

と生徒たちに呼びかけていましたが、その際に生徒が

「ピシっとなってないと減点?」

と質問しました。その際にその先生曰く

「うーん、減点も少しはあるかもしれないけれど、とにかく作品として美しいファッション作品をみんなには作って欲しいと思うので、細かなところにも配慮して作業して欲しいです。そして、襟はキレイに見えるようにね。」

と説明していました。皆さんが作っている洋服は、検定に通るためのものというだけではなく、最終的には自分が素敵に着こなすためのものですよね。自分が身につける服がピシッと美しいことは、自らの心の様も反映するようにも思います。作成者として自分が誇りに思えるようなそんなブラウスを完成させられるよう、楽しみに期待しています。