2012年4月16日月曜日

外に出よう、一流に触れよう

先ほど家庭科の先生から

「今週、生徒たちと一緒にxx大学のファッションショーを見に行く予定にしているのですが、先生もいらっしゃいますか?」

と声をかけてもらいました。本校には家庭科の中にファッションコースがありますが、その生徒たちがファッションを専門とする大学の本格的なファッションショーを見に行くそうです。(こちらの学校には卒業生もたくさんお世話になっていますし、この学校は日本を代表するデザイナーさんたちを数多く輩出しています。)

あいにく私はその日に他の予定が入っているので残念ながら一緒に行くことはできませんが、在校生の皆さんにはぜひトップレベルのファッションショーを見て大いに刺激とインスピレーションを得てきて欲しいと思います。

そして家庭科の生徒に限らず、在校生の皆さんにはぜひ「外に出て、本物を見よう!」と伝えたいと思います。

自分が何かに取り組むとき、"学校の周りの友達と同じくらいのレベルまでできればいいや"と思うのではなく、"この分野の最高のものはどのようなレベルなのだろうか"というマインドで、常に日本や世界のトップレベルのモノや人に触れる努力をして欲しいと思います。

先日、私は建築家の安藤忠雄さんの本を読みました。安藤さんは家庭の事情で大学に進学することができなかったけれども、大学で学生が使う教科書を独学で猛烈に勉強したり、世界の一流の建築家のデザインした建物を見に世界を旅したりと、常に最高のものに触れる努力をし続けられたそうです。そして今では日本を代表する建築家として、世界中から高く評価されています。自分から常に外に出て、最高のモノに触れようとし続けた、そんな方のようです。

若いころに何を見て感じ・行動したかが、人生を大きく変えます。

本学園で、学校から、先生たちからもそのような場や機会を提供してゆきますが、ぜひ皆さん一人ひとりもそういう意識を常に持って、一日一日を生きてみて下さい。