創立100周年を迎えた今年、当校ではいくつかの記念事業をスタートさせますが、その1つ「記念講演会シリーズ」の第1回目がいよいよ今週の金曜日に開催されます。
この記念講演会の1回目にご講演いただくのは、若き横浜のリーダー、中田宏横浜市長です。
中田市長は37歳という若さで横浜市の市長に当選され、それ以降ゴミの30%削減や横浜市の債務返済、横浜への観光客の増加、日産など大企業の横浜への誘致など大胆な改革を進めていらっしゃいます。その政治家としてのお話をうかがうだけでなく、決して高校時代"エリート"と思われていなかったところからいかにして若きリーダーになることができたのか、そのあたりのお話もぜひうかがえればと思っています。
今回、中田市長は「自分だけが話すのではなく、ぜひ生徒さんと直接話すことで、彼女たちが何をどう考えているのかをよく知りたい」とおっしゃってくださっています。ということで、ご講演のあと、生徒8名を交えての質問コーナーもかなり長い時間設けています。
今日は、その生徒の1名が担任の先生から(代表で市長とお話することを)指名された直後、図書館に行き
「どんなことを聞けばいいかなぁ?」
と真剣に中田市長の本を探している姿を見つけました。不安そうな彼女ですが、話を聞いてみると、実に良いことを考えています。
「麻生総理はカップラーメン1個が400円、って言っていたけれど、そんなに普通の人の生活が分からない人が政治をやるのはどうなのかなぁと思うんです。だから中田市長はそういうことについてどう思うのかなぁとか聞いてもいいんでしょうか?」
と素晴らしい質問を話しながらも、まだ不安そうです。そこで私は
「素晴らしい!!!その質問、ぜひ市長に聞いてみてね。そういう率直な意見こそを、市長はきっと聞いてみたいんだと思うよ。」
と彼女に伝えました。
この講演会、ご興味のある方にも公開できればと考えています。このブログをご覧になってご興味を持たれた方は、当校までお電話にてご連絡ください。席に余裕があればご参加いただければと思います。