2009年11月18日水曜日

読書週間に - The Last Lecture

昨日は終日学校の外にいたため、更新ができませんでした。

さて、今週は秋の「読書週間」です。毎日朝のホームルームが始まる前に10分間、生徒全員(および職員室の先生たちも全員)読書を行います。

1学期の読書週間の前には、先生たちからのおススメの本一覧リストが紹介されました。そのときにおススメした本は、もちろん今でもおススメなのですが、最近また素晴らしい本を読みましたので、高校生のみなさんにも是非ご紹介したいと思います。

その本とはこちら↓




アメリカの名門大学Carnegie Mellon Universityの教授だったProf. Randy Pauschの行った最後の授業をもとにまとめられた本「The Last Lecture(最後の授業)」です。





実はこの授業については、私がビジネススクール2年生のときの2007年に全世界で話題となり、(そのとき2007年9月に、ちょうど彼がこの最後の講義を行ったのです)youtubeでその映像をすべて見て感動していました。このたび、改めて本も読むこととなり、みなさんにぜひおススメしたいと思い、ここにご紹介しています。

このProf Pauschは、カーネギーメロン大学のコンピューターサイエンス学部の教授でした。まだ47歳という若さでガンにおかされ、余命半年と宣告されます。そのとき、まだ3人の子どもたちは6歳、3歳、1歳。半年しか生きられないと知ったとき、愛する家族のためにどのように残りの人生を過ごすべきと考えたのでしょうか。また人生を「生きる」とはどういうことなのかを、彼らしい温かさと愛情とユーモアたっぷりに語った授業および本です。

私は先日、この本をカフェで読んでいて、最後に涙が止まらず公衆の面前でおいおい泣いてしまいました・・・(恥ずかしい・・・)

朝読書中のみなさん、ぜひぜひ読んでみてください。ハンカチは必携です!が、人生について悔いなく、楽しく生きることの素晴らしさが実感できると思います。