昨日のこの場で
"自分で考える"
というタイトルのついた教頭先生の絵をご紹介しましたが、その教頭先生から今日は水曜放送がありました。
「高木学園女子高等学校には、101年の伝統を感じさせる素晴らしい学校行事がたくさんあります。11月も下旬に入り、年間の大きな行事はほぼ終わりに近づきました。ここでみなさんにぜひお願いしたいことがあります。
それは・・・
来年もっと楽しい行事にするためには、どのようにすれば良いか、みなさんに考えて欲しいのです!」
今年は、長年続いてきた陸上競技会を生徒会が中心となって体育祭に変更しました。生徒会長さんによると、必ずしもスポーツが好き/得意ではない人でも、参加するのが楽しくなるようにしたそうです。(確かに、ハードル競技や100m走などと比べて、玉入れとか綱引きなどのほうが、参加者全員で楽しめそうです。)日程から種目、運営方法など、生徒会メンバーが半年以上も検討を重ねて体育祭を企画してきたのです。
この例のように、生徒がみんなで参加できる、より楽しい・より意義ある行事をみんなで作っていきましょう!みんなで学校を改革していきましょう!という呼びかけでした。
この放送を聞いて、私は以前勤務していた会社での経験を改めて思い出しました。最初の研修では工場実習も行い、実際に車の製造工場でエンジンも生産したのですが(!今考えてみると、なんとも恐ろしいですが・・・)その生産工場では、毎月必ず
"今の状態よりももっと作業がし易くなるには、どの部分を改善していったらよいか"
を考える必要があり、創意くふう提案書というものを一人1枚以上(上限枚数はありません。10の提案があれば、10枚提出しました。)提出することになっていました。どんな提案を提出しても構わず、良い提案は即取り入れられて、実際に工場での作業がし易くなり、会社から表彰されたりもしました。
車の生産ラインでなくても、学校であっても(どんな場であっても)、何かをより良くするためにいつも考える、いつももうひと工夫することはとても大切だと思います。
当校は常にそういう学校でありたいですし、またこの場で学んでいる在校生にも常にそのような習慣を身につけてほしいと思います。
さて、ひと工夫の案を考えた在校生のみなさん、ぜひ積極的に教頭先生に提出しましょう!(在校生ではありませんが、私も提出します!)