学校の仕事に携わるようになって1年半。昨年の創立100周年、今年の前理事長の急逝から仕事の引き継ぎなど、本当に慌ただしい1年半でした。
それでも、「生徒たちの生活が充実したものになり、より長期的には彼女たちの人生が豊かになるように」と先生たちの力を借りながらいろいろな取り組みにも挑戦を始めた1年半でした。
最近たまたま2人の方々から感動のメッセージをいただき、それにより改めて感じていることがあります。それは、どんな状況であっても、生徒たちのために努力を惜しんではいけない!ということです。
まずは、学園祭の日。ある生徒のお母様に声をかけられました。
「先生、夏休みにY150のはちみつのプロジェクト(注:横浜のビルの屋上で採れたハチミツをY150のブースで来場者の方にご紹介しました)でお世話になったxxの母です。うちの娘が、本当にあの夏の体験が楽しかったと言っておりまして。本当にありがとうございました。普段なかなか接することができないいろいろな方にお会いすることができたそうで、本当に貴重な機会だったと申しております。また今後もこのような機会がありましたら、ぜひお声をかけてくださいね!」
と、そのお母様は言ってくださいました。
さらに、その数日後。今度は別の生徒と廊下でばったり。
「先生、昨年の年末のライトアップ(お寺の境内を3,000本以上の竹とロウソクでライトアップしました)はとても楽しかったです。またああいう機会があったら、ぜひやってみたい!」
昨年の大みそかは寒さと疲労とで大変な思いをした(日中は準備で立ちっぱなし+夜は猛烈な寒さの中、ろうそくの灯りが消えないか見回りです)のですが、生徒はそれでも楽しかったと言ってくれていました。
単に楽しかったというだけでなく、きっと何かを学んでくれていると思います。とりわけ高校生の時代に見るもの・聞くもの・体験することは人生に大きな影響を及ぼします。
そんな生徒たちのために、どれだけ忙しい日々であっても、もっと充実したプログラムを提供できるように努力を続けよう、と改めて強く感じました。さて今後、どのような面白い取り組みが生まれるでしょうか。