2014年12月10日水曜日

情報をデザインする力 - 情報科2年生作品

情報科の生徒たちの授業を指導して下さっている、女子美術大学の先生から見せてもらいました。






キャラクターのフェルト人形 - 可愛いです!

以前に、このキャラクターを「紙粘土」で、しかも少しずつ表情の違うものを製作して、アニメーション作品を創りましたが、今回はそのフェルト版です。

ですが、単にお人形を作っただけではありません。

何を一緒に作ったのでしょうか?!







なんと!






(写真では少し分かりにくいかもしれないのですが)この箱も作りました。

箱の中にこのキャラクターが入るようになっていますが、その外箱のデザインも全て生徒が考え、イラストレータなどのソフトを使ってグラフィックデザインしました。

さらにこれだけではありません。














POPのようなものもデザインして、製作したとのこと。
(男山しし男!の紹介がされています。)













他の生徒は「たまご」ではなく「たまこ」のキャラクターをフェルトで創っただけでなく







このようなPOPを考えたそうです。
(フォークが突き刺さっているようなデザインがとても面白いですよね。)

しかもここに書かれている「たまこ」の紹介がまた可愛いのです。

「たまこ」は"オムライスになりたかった"そうです。















箱の裏側にも「たまこ」の解説がされていました。

たまごのアイドル、それが「たまこ」なのだそうです。










そして、この箱を開けるところがまた可愛いのです。






「やあ!」















「たまこだよ!」










プロのグラフィックデザイナーさんの域に達していませんか?

今の時代には、身の周りの情報を簡単にパソコンで加工したり表現したりすることができます。それを、いかに「魅力的に表現できるか」という力をつけることは、社会に出たときに大変役立つと思います。

今回生徒たちは「男山しし男」や「たまこ」などのキャラクターを魅力的に見せるために情報をいかにデザインするかを考えましたが、これは皆さんがこれから大学に進学するときや社会で「自分自身」をアピールするときにも大いに役立つ力だと思います。(世の中では、自分の考え・自分自身をアピールすることの連続ですから。)

今回この課題に挑戦した情報科の皆さんは、ぜひこの経験を今後の人生の色々な場面で活用してほしいと思います。