2008年7月14日月曜日

ひたむきさに心打たれる - お弁当開発

本日午後。気づくと先週金曜日にお弁当開発会議に一緒に行った1年生の生徒さん2人が、事務室を訪れていました。

「ほら、先生いるよ。」

と小さな声で話している声が聞こえたような気はしたものの、トイレに行ってしまった私…。戻ってくると、先ほどの生徒さん2人組のうちの1人が、廊下で私を待っていたのでした。

「先生、あのね、金曜日の会議のあと、おうちに帰ってお母さんと一緒にどんなお弁当がいいかなって考えたんです。」

と言いながら、彼女は私に1枚のレポートを渡してくれました。






そこには一生懸命考えた、彼女のアイデアがまとめられていました。





"前回xxx(企業名)の本社に行ってから、母と考えた案です"

と書かれたそのレポート用紙には、彼女の一生懸命考えた素晴らしいアイデアがぎっしり詰まっていました。授業で成績がつくわけでもない、こういうレポートを書いてきてねとお願いしたわけでもない、でも彼女は自発的に自分のアイデアを一生懸命まとめることに力を注いでくれたのです。

若い可能性を秘めた彼女のような高校生のひたむきさに、私はただもう感動してしまいました。私が「やったら絶対面白いだろうな~(生徒さんが楽しいだけでなく、先生たち、私も含め全校が楽しくなるだろうな)」と思って企画・準備してきたプロジェクトに、生徒さんが目を輝かせて取り組んでくれる。そんな瞬間に立ち会えることの素晴らしさに心から感謝しました。そして、彼女たちの高木学園女子高等学校での3年間が、

「別に強制されたわけでもないのに、なんだか一生懸命やってしまいたいことがたくさんある」

学校であるように、常に努力と改善を続けていこう、との思いをますます強くしました。