2008年5月23日金曜日

講堂オープニングセレモニー

5月23日。いよいよ、高木学園の新講堂・体育館棟のオープニングセレモニーが行われました。



10:45くらいになると、中間試験を終えた生徒さんが続々入場してきました。



そして、理事長・校長の挨拶に続いて、私から「新講堂・体育館の名称発表」をすることに。数多くの応募を勝ち抜いた名前は「高木学園創立100周年記念アリーナ センチュリア CENTURIA」です!




この名前Centuria センチュリア-は、
- 当校の創立100周年(1世紀=1 Century)の歴史的な年に建てられた建物であることを象徴している
- 楽曲「センチュリア」の優雅さを思い起こさせる
- 女子校らしい優しい雰囲気を伝えられる
ということで最もふさわしいとして選ばれたものです。







実はこの名前を提案してくれたのは、当校の先生お二人でした。ということで、お二人の先生にステージ上に上がっていただき、感謝状と賞品をお渡しすることに。




実は、このお二人の先生は「生徒に賞をあげて欲しいから、私たちは豪華賞品というのは固く辞退します」と事前に何度もおっしゃっていたのですが、私の独断でそれでもあえて表彰させていただきました。その理由は、

- 素晴らしい名前を提案いただいたことを感謝したい
- 高木学園を良くするために何かを一生懸命してくださることに対して、きちんと感謝を表明したい

と強く思っているからです。

ただし、今回、生徒さんからもたくさんの応募をいただきました。そして正直言って1つに絞りこむのも大変でした。そこで、生徒さんの中の5名を「入賞」として表彰することに。突然名前を呼ばれた5人は、ステージ上にあがることになります。


ステージの中央にあった、大きなプレゼントの箱をみんなであけてみると・・・





箱の中から、またプレゼントの箱が出てきました!






何が入っているの???と思いながら、さらに箱を開けるのに夢中な入賞者なのです。





またまた小さい箱が出てきました!なにやらとうとう何かが中に入っています!

私:「何が出てきた???」
生徒さん:「拭沢油吉のあぶらとり紙って書いてあるぅー!」






私:「じゃあ、ちょっと中どうなってるか開けてみてね。何が出てきた?」
生徒さん:「お財布・・・ ぇえー中にお札が入ってる」
私:「みなさーん、そうなんです、これはお札の形をしたあぶらとり紙!(ステージ上の生徒さんに向かって)みんなお金持ちになっちゃったね~よかったねぇ!」





最後に、これからもどんどん「みんなが参加して楽しくワクワクするような募集をしていくので、協力してくださいね!」とお願いしました。(が、受賞者はまだステージ上でとってもうれしそうです。)






さらにこの後、新しい校舎がいかに多くの方々のご協力と汗と涙の結晶であるかの話を聞き、お招きしていた大成建設さんや設計事務所の方々に全員でスタンディングオベーション(全員で立って拍手)となりました。



こうして、心に残る建物を建てていただき、さらにみんなで楽しくお祝いすることができたことをとてもうれしく思っています。