2008年4月29日火曜日

卒業してからふと帰りたくなる学校

高木学園の事務局にいると、毎日最低1-2人は学校を訪れる卒業生にお会いします。

「卒業生のxxですが、●●先生いらっしゃいますか?」

初めは、「たまにそういう卒業生もいるのかな~?」などと思っていました。しかし、3週間が過ぎた今、毎日毎日卒業生が来校するのに、驚きと感動を感じています。

卒業してからふと帰りたくなる学校- であるには理由があると思います。その最大の理由は、先生たちにあると思うのです。

"困ったときに、卒業生がふと相談したくなるような先生"
"何か人生のイベントがあった時に、ふと報告に行きたいなと思わせてしまう先生"
高木学園にはそんな先生方がたくさんいるから、毎日毎日卒業生が学校を訪れるのだと思います。

私自身を振り返ってみると、卒業した高校(高木学園ではありません)には卒業後一度も行ったことがありません。それは残念ながら在学中の経験が楽しくなかったことに加え、ふと話したくなる先生がいなかったからです。そして、人生はどんどん次のステージに移ってゆき、もっと"ふと話したくなるような先生"に次のステージでたくさん出会いました。だから、卒業した高校のそばまで行くことはあっても、学校を訪れたことはありません。

そう考えてみると、こんなにも母校を愛してくれる卒業生と、そんな彼女たちを惹きつけている先生方は高木学園にとって大きな貴重な財産なのだと心から思います。