2008年4月17日木曜日

世の中で大活躍の高木学園卒業生

昨晩から今朝にかけて、下記のようなニュースが飛び込んできました。


"人材派遣のテンプスタッフとピープルスタッフが経営統合

 人材派遣大手のテンプスタッフと同中堅のピープルスタッフは17日、10月1日付で経営統合すると発表した。共同持ち株会社「テンプホールディングス」を設立し、両社が傘下に入る。人材派遣業界では、経営効率の向上と規模の拡大を目指して合従連衡が相次いでおり、両社は経営資源を融合することで地域密着型のサービスを強めることで、業界での地位確保を狙う。

 テンプとピープルのそれぞれの株式1株に対して、共同持ち株会社の株式100株を割り当てる。共同持ち株会社の社長にはテンプの篠原欣子社長が、副社長にはピープルの日比野三吉彦社長が就く。統合に伴い両社は9月25日付で上場廃止となり、共同持ち株会社を新たに上場させる計画。

 テンプスタッフは業界の老舗。2007年3月期の売上高は2289億円でスタッフサービス(東京・千代田)、パソナグループに次いで3位。名古屋地区で強固な地盤を持つピープルと統合することで、売上高でパソナを上回り業界2位となることが確実となる。(日経ネットより)"


このテンプスタッフ篠原欣子社長は、実は当校・高木学園女子高等学校の卒業生です。篠原さんは、創立者・高木君先生より直接教えを受けた世代。70歳を超えられた現在も、ビジネスの第一線で大活躍されています。

篠原さんは、まだ日本に「人材派遣」というコンセプトがまったく存在しなかった時代に、海外で見たこのビジネスを日本でも成功させようと、ご自分の力でテンプスタッフの前進となる会社を起業されました。以来、現在の姿にまでテンプスタッフを育てあげたバイタリティあふれる起業家であり企業家の篠原さんは、まさに当校の創立者の理念

「信頼し得る婦人 実際に役立つ婦人」
(実際に世の中で信頼される女性、世の中で役に立つ女性)

を体現された方といえるでしょう。

こんな素晴らしい先輩がいらっしゃるということは、学校の大きな財産であり、現在この学校に学ぶ後輩たちだけでなく、そこで働く私にとっても大いに励みになるのです。