今日はあいにくの寒さと雨ですが、数日前からご紹介してきた「健闘祝賀会」を行いました。今学期に勉強、スポーツ、検定など色々な分野で活躍した生徒たち61名をお祝いする会です。
これまでは対象となる生徒が教室に集まってお昼を一緒にいただく、という形だったのですが、もっと"生徒が楽しめる会"、"思い出に残る会"にしようと、形態を変更してみました。形態を変えるにあたって考えたことは
1) 生徒が喜んでくれそうな記念品を渡そう
2) 生徒の参加型にしよう
ということでした。
まず、記念品については、本当に悩みました…。この数週間に何回伊東屋(文房具屋さん)やLOFTに駆け込んだかわかりません…。(こんな時、本当に自分が"文房具オタク"で良かったと思います。こういうお店で可愛いor面白い製品を見つけ出すのが大好きだからです。)
女の子といえば、やっぱりピンク!ということで
ピンクのシャープペンシルを軸に、
* ピンクのシャープペンシル x ピンクのペン(消せるペン)
* ピンクのシャープペンシル x ピンクのボールペン
* ピンクのシャープペンシル x ピンクのノック式消しゴム
* ピンクのシャープペンシル x ピンクの入浴剤(ハートの形をしたものが4つ入っていて、クローバーの形になっているんです!)
という4種類のギフトセットを作りました。この時、可愛いマスキングテープも使ったりして、外側の見た目も可愛い雰囲気をつくるようにしました。また、「おめでとう!よく頑張りました!」というメッセージカードも添えることに。(しかし、これを一枚一枚書いていくのが、意外に大変でした…。)
その結果、祝賀会の始まる前にはすでにこのような状態に。。。
「わー、何これ!!!私、これがいい!」
「先生ー、私、検定2つで今回表彰されるんだよ、そういう人は2つもらえる?(→もらえません。来学期も頑張りましょう)」
さて、会が始まりました。校長からのお祝いの言葉などが冒頭にありました。
そして、いよいよ生徒の表彰です。通常このような表彰などでは
1年生 - A組 xx さん、 xxさん・・・
2年生 - A組 ○○さん、 ○○さん・・・
などと順番に名前が呼ばれていくのが常だと思うのですが、それでは自分がどこで呼ばれるかがすぐに予想できてしまい、自分の表彰が終わると他の人のことを見たり聞いたりしなくなりがちです。そこで、今回は私が表彰対象全員の名前の書かれたカードを準備して、それをシャッフル→1枚1枚順不同で選んでいきました。(それと同時に、名前を呼ばれた生徒は4種類のギフトの中から自分の好きなものを選んでいきました。)
4つのギフトの紹介をしている時に、少し先の教室のドアから、今回の対象となっていない生徒がこちらを見ていたようです。
今回はまず、先生のアイデアから健闘祝賀会の見直しの第一歩を踏み出しました。まだまだ色々な課題もありますが、まずは試みにやってみる、そしてこれからもどんどん生徒の意見を取り入れて学校のイベントをより楽しく、より人生の思い出に残るような形に改善をし続けていきたいと思います。