4月も最終日となりました。春らしくさわやかな陽気となった午後、校内を歩いていると、よく見覚えのある2人に会いました - 3月3日に卒業したばかりの卒業生2名です。
私:「あら、こんにちは!」
卒業生2名:「お久しぶりです!!!」
私:「あまりお久しぶりって気がしないような・・・だってまだ卒業して2ヶ月だものね。」
卒業生2名:「えー、とっても久しぶりって感じます。もう私たち、高木学園に帰ってきたくてきたくて。私たち、またこれから高木に入学したいくらいなんですけれど・・・。」
私:「え?だってこの間卒業したばかりでしょ?もう履修する単位も残っていないよね?」
卒業生2名:「ええ、まあ、そうなんですけど、でも帰って来たーい。」
私:「そう言ってもらえるのはとてもうれしいんですけど、ところで、どうしてそう思うのかしら?」
卒業生2名:「まずは、この学校にいること自体が落ち着くんです- 先生たちがみんな優しくて家族みたいだし、友達も団結力があってとても楽しかったし。今の在校生だって(見ず知らずの)私たちにもすごく素直で優しくて・・・。新制服が珍しくて可愛いから、見ず知らずの1年生の制服をいろいろ見せてもらったんですけど、本当にその彼女もにこにこしていて。あー帰ってきたい。たぶん、この気持ちは10年後も変わらないと思います。」
私:「学校としてはそう言っていただけるのは大変光栄ですが、私はお二人には10年後は高校時代の記憶がかすかになってしまうくらい、充実した幸せな人生を送ってほしいな。とはいえ、またいつでも遊びに来てね!」
卒業生2名:「はーい!」
といってお2人とお別れしました。卒業していった彼女たちには、これから明るい未来・たくさんの可能性が待っています。高木学園で学んだことや、楽しかった思い出を大切にしつつも、新しい世界にも果敢に飛び込んでみてください。もちろん、その過程で困ったり悩んだりすることがあれば、高木学園の先生方はいつでもみなさんが母校に帰ってきてくれることを待っています。みなさんのこれからの活躍を心から祈っています!