2010年12月18日土曜日

貸借対照表とは何ぞや

貸借対照表(Balance Sheet)、損益計算書(P&L: Profit & Loss Statement)・・・ビジネスマンだったらよく耳にする単語ですが、その内容を理解できている人は必ずしも多いとはいえません。

ですが!




本校の商業科1年B組の生徒たちは完璧に理解している!姿を発見。先ほど教室に行くと、黒板1面に貸借対照表が書かれています。







そして、試験休み(しかも土曜日)だというのに、教室には生徒がたくさん!


「何してるの?」と聞いてみると、「1月にある簿記検定の試験勉強です」とのお答え。やる気・熱気を感じました。しかも、自然と数人ずつのグループでお互いに教えあっていたようです。スバラシイ!!!



ちなみに、貸借対照表とは、企業(or組織)のある時点での財産の状態を示すものです。左側にその企業が持っている"資産"が表記されて、右側にはその企業の"負債"と"資本"が表記されます。そして、左側と右側の合計が等しくなるという仕組みなんですね。(つまり、借金をしてお金を借りたり、もともと自分で持っていたお金や株を発行して調達してきたお金を足しあげて行く(=これが負債+資本の総額)と、その企業がもっている財産の全てになる(=資産の総額)ということなんです。)

いやぁ~、私がこれを理解したのは、大学を卒業して会社で働きはじめてしばらく経ってから。それを、高校1年生が理解しているとは!!!感動、の一コマでした。商業科で勉強すると、本当にその知識が会社で働くときに役立つなぁ…と(もともと民間企業で仕事をしていた私は)心の中でつぶやくのでした。