2014年4月30日水曜日

進化するEnglish through Songs

普通科では、昨年から英語の授業の中で"English through Songs"といって、英語の歌を通じて英語を学ぶ取り組みをスタートさせています。そして、今年の1年生もその授業を受講しています。

今日はちょうど4月末ということで、最初の曲にも慣れてきたかなと思い、授業にお邪魔してみました。

4月は(昨年受講していた生徒たちも歌って人気のあった曲ですが)、"Beautiful Sunday"という歌を扱っていました。

昨年の授業よりもさらに進化している様子が見られ、




KAI先生が

"Let's sing together"

とお話された後、生徒たちははじめは手元の歌詞カードを見ながら歌っていたのですが、徐々に












歌の歌詞イメージのボードを見ながら・・・

(これは "Sunday morning..." という冒頭の部分がわかるイメージ)













生徒たちが歌詞を見ずに歌のイメージを思い浮かべながら歌いました。

(これは歌の中で、主人公の彼女が

"I love you"

と言っているというシーンが分かるイメージです。)




気づいたときには、歌詞をほとんど覚えてしまっており、何も見なくても英語で1曲、歌を歌えるようになりました。こうすると、自然に英語のフレーズなどが覚えられていて、会話をするときだけでなく、英作文をするときなどにも応用できると思います。

ということで、このように学んだ歌の歌詞はとにかく何度も繰り返して歌うことでぜひ覚えてしまいましょう。



今日の最後には、誰もがバッチリ、歌えるようになりました!

2014年4月28日月曜日

前向きな生徒たち - クラブ活動にて

先週金曜日の放課後のことでしたが、いくつかのクラブが活動しているところにお邪魔しました。



華道部にて。

入部したての1年生が上級生たちと一緒にお花をいけていました。

その生徒たちと話していたのですが・・・

「どうして華道部に入ったの?」

「私の祖母がお花をいけていたので。」

という生徒もいましたし



「お花が好きなんです!」

という生徒も。そして1人の生徒のいけている姿を見ていると・・・周りの友達と話しているのに、非常ーーーに早いんです、いけるスピードが・・・。

(ま、まるで、私自身を見ているよう・・・ とにかく私自身もいけるスピードが早く、いつも華道の先生に

「あ、あきこさん、もう終わったの?」

と驚かれるのです。まさに彼女のスピードは私自身のよう。)

「お花で大きな大会を目ざさない?」

と生徒たちに声をかけてみると

「いいですね!やりたいです!(目からメラメラ燃える炎が出ている)」

という超・前向きな答えが返ってきたりして・・・今年度これからが楽しみです。

また、





ソフトテニスのみなさんは、この日も元気に練習中。
















ハンドボール部のみなさんからも勢いを感じました。










1年生で部活を迷っている皆さんもいるかもしれませんが、ぜひぜひ参加をお勧めします。この3年間で何かに取り組んだかどうかは、人生に大きな違いを生むと思います。これからでも全くかまいませんので、少しでも興味のあるクラブはぜひ見学に行ってみてください。

2014年4月25日金曜日

協同で創造する力 - 情報科、商業科授業より

気づけば4月も残すところ数日。ゴールデンウィークの時期になりました。

新年度の1か月が怒涛のように過ぎて行った感じがありますが、新入生も学校に慣れてきて、すでに着々と力をつけてきているように感じます。

この高木学園では、社会で信頼され、役に立つ女性を育てることを目標としています。

そのためには、社会が求めている力を学校でも常に意識して、生徒たちに日々授業やクラブ活動、プロジェクトなどを通じて学んでほしいと考えています。

最近、ある方から紹介していただき、苫野一徳先生という若手教育哲学者の先生が書かれた『教育の力』(講談社現代新書)という本を読んでいます。

この中で、苫野先生は、教育とは何のためにあるのか、よい学びとは何か、よい学校とは何か、よい社会とは何かということを述べていらっしゃいます。

その苫野先生が、このようなことを書かれていました。

「今や多くの企業は、従業員にただ命令を与えるだけの組織から、それぞれの力を協同することで成果を出そうとするモデルへと移行しているのです。

それはつまり、今日、企業に勤める多くの人たちは、いわれたことをいわれた通りに忠実に遂行するだけでなく、その場その場において、自ら考え、そして絶えず「学び続ける」ことを求められているということです。

・・・(中略)

以上のような現代の社会状況を踏まえれば、学校で育まれるべき「学力」もまた、徐々に、しかし大きく編み変えられていく必要があるといえるでしょう。」(52-53ページより引用)

本校の創立の理念に忠実に、社会で求められている人材を育成しようとすると、(苫野先生がおっしゃっているように)自ら考え、(まわりの人と)協同してより良いものを作り上げられる力を育てるような教育を本校で実践する必要をひしひしと再認識しました。

・・・と思いながら、先ほど授業を見ていたら



野林先生の商業科マーケティングの授業では、生徒たちがグループ毎にディスカッションをして、

「どのようなグッズを企画したら映画の前売り券の売り上げを上げることができるか」

と考え、発表していたり

(マーケティングのプロ・野林先生も素晴らしい!と太鼓判の良いアイデアが出てきましたね)








情報科の授業では、生徒たちが自ら5月のスケジュール表(カレンダー)のデザインを考え、それをMacBookAirを活用してデザインしていたりしました。








まわりの人とともに学ぶことは楽しくもあり、また時に大変なこともあると思います。(とりわけ、課題が多かったり締切が細かく設定されているようなケースは自分一人で進めるよりもはるかに大変だと感じると思います。)

ですが、この高校時代にそのような経験を経ていると、これから世の中に出たときに、きっとその力が役に立つと思います。

在校生のみなさんは、ぜひ本校での教育で「協同で創造する力」を身に付けてほしいと思います。

・・・ということで、色々な授業やプロジェクトで「宿題」が出ているみなさんも多いと思いますが、ゴールデンウィーク中にも頑張ってくださいね!!!

2014年4月24日木曜日

この生地で・・・

ついこの前のことですが、学校に車でいらした方が、どんどん生地を校内に運び入れてくださいました。



本校家庭科の先生とのご縁で、ファッション関係の会社をされている方から、たくさんの生地を頂きました。

本校には家庭科ファッションコースがあり、生徒たちが生地を使う場面もあります。









また、






今年はこんなものにも生地が活用されるかもしれません・・・(詳細はまた追ってご紹介したいと思っています。)









生地をくださいました企業の方にお礼を申し上げます。ありがとうございました。

2014年4月23日水曜日

商品開発プロジェクト始動

昨日のこの場でもご紹介した通り、今日から学科・学年を問わずに募集した商品開発のプロジェクトがスタートしました。



今日は企業の方も多くお越しくださり、まずは会社や、販売されている商品などについて紹介してくださいました。

その際に企業の方がおっしゃっていたことは

「自分を出し切る」(こんな意見は恥ずかしい、こんな質問などはしないほうが良いのではないか、などと決して思わないで、どんどん自分を出してほしい)





「疑問を持つことはとても大切で、それをみんなと共有すると、みんなの学びの機会が増える」

「失敗が大切(早く失敗し、たくさん失敗し、それらの失敗から学ぶことが大切)」

ということでした。

メンバーのみなさんにはさっそくプロジェクトの課題(それも一人で行う部分もあれば、グループで行う部分もありましたね)が出されています。短期間でどんどん進めていきますので、ぜひ頑張ってください!

マーケティングとは? - 田村先生の講義

商業科2年マーケティングコースの生徒たちの「マーケティング」の授業に、今日もまたビジネスの第一線で活躍されている田村先生が来てくださり、生徒たちに

マーケティングとは?

という話をしてくださいました。

田村先生は、もともとは経営コンサルタントとして会社に(どのように経営したらよいのか、などを)アドバイスをされるお仕事に携わり、その後は実際の企業をいくつも立て直されてきた方です。(現在もある大きなメーカーで役員をされています。)

そんな田村先生が、高校生に向けて教えてくださる講義。大変明快で分かりやすく、実際のビジネスの例もたくさん紹介しながら

「マーケティングとは、要するにどのように考えることなのか」

というお話をしてくださいました。



お話をしてくださりながら、色々なテーマで小さなグループごとにディスカッションする場面が多くありました。

「この商品の売り上げを倍にするにはどうしたらいいと思いますか?」

「この商品は誰に対して販売したら、一番売れると思いますか?そのとき、どんなメッセージで紹介したら良いと思いますか?」





など。

今日の最大の学びは

- 誰に
- 何を
- どのように

訴えるかを、ごちゃごちゃにせずに明快に伝えていくこと、それがマーケティングではとても大切だということです。

1年生のときの野林先生の授業を受講してきた生徒たちだったので、大変理解する力も高く、先生に突然質問されても、ポンポン答えていました。(素晴らしかったです)

この1年で、今まで以上に人の心に訴えかけられるようなマーケターをめざしてがんばりましょう!

2014年4月22日火曜日

商品開発メンバー発表

本日、掲示板にを見ると・・・

いよいよ掲示されました。



今年度、学年・学科を問わずに皆さんに応募してもらった某企業さんとの商品開発のメンバーを発表しました。

エントリーシートは力作揃い。学校でも数人の先生たちと、コラボさせていただく企業でも何人もの方々とで読ませていただき、メンバーを選抜させていただきました。(なんと倍率3倍以上でした!)

応募してくれた皆さん、本当にありがとうございました。明日からいよいよそのプロジェクトが始動します。メンバーの皆さんは、ぜひ全校の生徒の意見をうまく反映させるような開発を進めていってほしいと思います。

川村先生講座「お腹インアウトダイエット」のお知らせ

本校で何度もお世話になっている、内科医の川村昌嗣先生が、5月25日(日曜日)に市民講座でお話されるそうです。

そのテーマは「お腹インアウトダイエット:腹ペコトレで時間をかけず、食べる我慢をしないでダイエット・若返りを」。







ご興味のある方はぜひご参加いただければ、とのことです。


ちなみに私は先日の人間ドックの結果をちょうど受け取ったばかりでして・・・腹ペコしなければ・・・とちょうど反省しております。

2014年4月18日金曜日

良いものにふれよう

今日は本校家庭科のファッションコースの生徒たちが文化学園大学さんのファッションショーを見にうかがいました。

本校の家庭科ファッションコース3年生たちは、学園祭でファッションショーを開催していますが、ファッションに特化した文化学園さんのような大学のショーを見る機会があると、大変良い刺激をいただくことができるのではないかと思います。

(ちなみにこちらから、昨年のショーの写真の一部を見ることができるようです。ご興味ある方はぜひご覧になってください。)

ファッションだけでなく、どのようなことであっても、私は在校生のみなさんに良いもの・素晴らしい方々にふれて欲しいと思っています。

高校生のこの時期は、将来の可能性が無限大に広がります。そのときに、良いものにふれたり、素敵な生きざまの方々にふれることで、夢がふくらみ人生が豊かに広がっていくと思うからです。

学校としても、皆さんにそのような機会をできるだけ多く提供したいと思いますし、皆さんもぜひ貪欲にいろいろな人に会い、さまざまなものを見て欲しいと思います。

2014年4月17日木曜日

情熱を持ち、それを伝える

昨日お伝えした、もう1つのコラボに応募してくれた皆さんのエントリーシートを読ませていただいています。みなさんに書いてもらった項目は2つだけだったのですが、その書き方も一人ずつ全く異なります。(個性が出ていて大変読み応えもあり、素晴らしいと思いました。)

さらに、質問したこと以外にも、

「なぜ私がこの商品開発に携わりたいか」

について熱い思いを書いてくれている人もいました。読んでいて、大変うれしかったです。みなさんのさまざまな情熱を素晴らしい形に(商品という形で)実現できればいいなと思っています。

というように、提出してもらったばかりのみなさんのエントリーシートを見ていても、またある方からいただいて最近読み始めた



元世界銀行の副総裁をつとめられた西水美恵子さんという方のご著書『国をつくるという仕事』にふれても感じるのですが


情熱をもって何かに取り組むこと


が、本当に大事だと感じます。


目の前の自分の課題であれ、世界から貧困をなくすという世界銀行の仕事であれ、とにかく情熱をもって、またその熱意をまわりの人々に伝えながら向き合うことで、ものごとというのは変わりはじめるように感じています。







この本の中に、このようなことが書かれていました。

「国づくりは人づくり。

その人づくりの要は、人間誰にでもあるリーダーシップ精神を引き出し、開花させることに尽きると思う。

未来の社長は首相を発掘せよなどというのではない。育児や家事に勤しんでも、家庭の外に出てどのような職に就いても、リーダーの仕事には夢と情熱と信念がある。

頭とハートがつながっているから、為すことが光る。心に訴えるものがあるから、まわりの人々にやる気と勇気をもたらす。」 (8-9ページより引用)

日々直面する一つひとつのことに、ぜひ情熱を持ち、そしてそれを伝えていく人生を過ごしていきたいですね。

タウンニュースでご紹介いただきました - フェリシモさんとのコラボ

本日付で発行された「タウンニュース」さんで、本校と株式会社フェリシモ様の共同授業・商品開発の様子をご紹介いただいています。

リンクからも記事を読むことができますので、よろしければこちらからご覧ください。

タウンニュース様、ありがとうございました。

2014年4月16日水曜日

エントリーシート受付!- もう1つの商品開発

先日より、商業科2年マーケティングコースの生徒たちはフェリシモさんと商品共同開発に取り組ませていただいていることをご紹介しています。

が、

実は。

今年度、学科・学年を問わない商品開発をもう1つ、実施させていただくことになっています。

先日の全校朝礼で、皆さんにそのお話をし、「希望する人は積極的に手を挙げてくださいね!」とお伝えしたところ・・・




こんなにたくさんエントリーシートの応募がありました。うれしい悲鳴です。

すべてのエントリーシートについて、学校サイドでも読ませてもらい、企業の方にも読んでいただきます。

さて、皆さん、しばしお待ちください。

避難訓練

今日は避難訓練を行いました。

19年前には阪神大震災、3年前には東日本大震災という極めて大きな地震が起こりました。また関東地方はこの先も大きな地震が起こる可能性が指摘されています。私たちの住む日本では、地震が起こることは想定しておく必要があります。大きな地震が起こることを前提に、しっかり対策を考えて準備しておきたいと思います。

そのようなことも放送で話がありましたが・・・






実際に訓練の途中の様子は、

比較的みなさん落ち着いて・静かに避難場所のグラウンドに向かうことができていたように思います。

(ですが、たまに「しゃべらない!」と注意されている在校生もいました。あの震災のことを思い出したら、いかに日頃の訓練を真剣に取り組むことが大切かわかるかと思います。)











今日の避難訓練は、皆さんが学校にいる時間帯に地震が起こったという想定で行いました。

ですが、実際はいつ地震が起こるかは全く予測できません。

毎年この時期にこの場でもお伝えしていますが、自宅にいるとき、あるいは通学中に地震が起きたらどうするか、よくご家庭でもお嬢様とお話いただければと思います。

2014年4月15日火曜日

ブールドネージュ - 家庭科同好会の皆さんからのプレゼント

先ほど、疲れて席に座っていると、部屋のドアをノックする音が聞こえてきました。

「先生ー、私たちがブールドネージュ作りました!よろしければ、どうぞ!」

と言って

家庭科同好会の生徒たちがプレゼントしてくれました。

ちょうどお腹がすいていたので、一気にいただいてしまいました。

「!!!」

おいしいーーー。




疲れが一気に吹き飛んだ気がしました。家庭科同好会のみなさん、ごちそうさまでした。ありがとうございました。

日本経済新聞にご紹介いただきました - フェリシモさんとの商品開発

本日の日本経済新聞神奈川・首都圏経済面にて、本校と株式会社フェリシモ様の共同授業、商品共同開発の取り組みについてご紹介いただきました。

今日もまたフェリシモの社員の方々がお越しくださり、昨日の続きの「商品のアイデアかため」に挑戦しました。


どうしたら人が幸せになれるか、うれいしと感じてもらえるか - と考え始めると、生徒たちはかなり悩み始めました。

「うーん・・・」

私が大学院でマーケティングの教授に言われた言葉で、生涯忘れられない言葉があります。それは

「自分の周りの人が大喜びするようなプレゼントをいつも渡すことができる人は、良いマーケターと言えます。」



私はこの言葉を聞いたとき、目からうろこが落ちたように感じました。良い商品もサービスも、すべては"相手にどのようにすれば喜んでもらえるか"を考えられるかどうかにかかっていると思います。

ここからあと2週間くらい、商品アイデアを考えるプロセスはとても難しく感じるかもしれませんが、ぜひ

 - 自分がどうしてもらったら、うれしいかな
 - どうしたらもっと「驚き(サプライズ)と喜び」を感じてもらえるかな

と考えてみてください。(実際に、何か良いアイデアを思いついたら、試してみても良いと思います。)

みなさんのユニークなアイデアを楽しみにしています。

2014年4月14日月曜日

フェリシモさんと商品開発 - 商業科2年生

商業科2年生のマーケティングコースでは、今年度フェリシモさんと商品開発に取り組ませていただくことをお伝えしました。

今週からは「どの商品の開発を行う」ということも説明いただいて、本格的に開発プロセスがスタートしました。



今日も、神戸からフェリシモの社員の方が来校してくださいました。

そして

「みなさん、この授業では"みんなを笑顔にするコミュニケーションツール"として付せんを作ります」

とのお話がありました。






実際にさっそく、どのようなコミュニケーションを通して人々が笑顔になるかを考えるにあたり・・・



秘密兵器が登場しました。

恐る恐る・・・ですが興味津々でアタッシュケースを開ける生徒たち。








ケースの中から出てきたのは、なんと

500色(!)のクレヨン

生徒だけでなく、私たち教員も大興奮です。

「美しいーーー!」









緑も、こんなにたくさんのグラデーションがあるのです。

しばし、全員でうっとり。

しかも500色のすべてに、美しい名前がついているのです。








そして、このクレヨン(秘密兵器)をつかって、アイデアを出していきます。


こんなに素敵なクレヨンがあったら、なんだかアイデアも彩りに満ちた、素敵なものが出てきそうです。


・・・と誰もが夢のようなひとときを過ごしていたそのとき・・・

「あぁっ!」

という声がしました。









なんと、初日、おろしたてのクレヨンが・・・

折れました・・・

あまりに切なくて、マスキングテープで補正しました・・・あぁ・・・







という事件はありつつ、これからみんなが幸せになるような付せんを創っていきます。どうぞお楽しみに。

慶應義塾大学の先生方による「課題研究」授業 - 情報科、商業科3年生

新学期の授業も2週目に入りました。

情報科、商業科の3年生は「課題研究」という授業があり、今年度はどちらの科も慶應義塾大学院システムデザインマネジメント(SDM)学科の先生方にこの授業を指導していただくことになりました。

今日はその先生方による授業がスタートしました。まずは

- チームで課題に取り組む
- 課題にはまずすぐに挑戦して取り組む、失敗したら再度チャレンジしなおす

ことの大切さを感じてもらうために・・・

今年も取り組みました!マシュマロチャレンジです。

決められた時間内に、数本のパスタ、糸、テープだけを使ってマシュマロをできるだけ高い位置に固定できるようにチームごとで取り組むものです。

「あー倒れそう。どうしよう。時間がない!」という声があちらこちらから聞こえてきます。





そして・・・








50cm以上の高さに固定できていたグループもありました。素晴らしいですね。














慶應義塾SDMの先生からは、1年間この授業を受けることで、どのような力が身に付くかということについてもお話をいただきました。

さらに…私からは"今年度の授業を通じて、これに挑戦してみましょう!"という選手権についてもお話しました。(ぜひ皆さんの素晴らしい自由な発想を大切にしながら、楽しんで取り組んでいきましょう。)





昨年度1年間この授業を受講した先輩たちも、素晴らしい成長を実感しました。今年度は商業科だけでなく情報科の3年生にも参加してもらうことになりました。ぜひ頑張りましょう!慶應義塾SDMの先生方、どうぞよろしくお願いいたします。

2014年4月11日金曜日

情報科の生徒たちの作品

昨年度から新しい学習指導要領がはじまり、本校の教育内容も新たな取り組みを数多く取り入れてきました。

その中で、情報科については女子美術大学の先生にも指導していただき

- Macのパソコン
- イラストレータやフォトショップなどのソフト

を用いて、身の回りにある情報をデザインする力も育成してきました。

昨年度の情報科1年生(現2年生)の作品をいくつか、下記のリンクからご覧いただけるようにしましたので、みなさんよろしければのぞいてみてください。

こちらからどうぞ。

素晴らしい作品の数々にきっと感動されると思います。

クラブ見学中

1年生は今週、いろいろなクラブを見学しています。

先ほど私も校内を歩いていた際に、色々なクラブで在校生が楽しそうに活動している様子を見かけました。



こちらは書道部の生徒です。

上手ですね!

「上手ーーー!ずっと習っているの?」と聞いてみると

「小学校の時から習っていて(中学ではいったん中断していたけれど)今も練習しています」とのこと。











お花を潔くいけているのは1年生。

これまでにお花を習ったりしていたわけではないそうです。ですが、とても思いきりが良く、センスがきらりと光ります。

「昨日、はじめて体験してみて、とても楽しかったので、今日もきました!」

彼女とは、今年、あることを目指そうねと約束してきました!







さらに・・・





家庭科同好会には生徒たちがたくさん!!!

布を縫ったりビーズをつけたりしています。

「あ!かわいい!私も欲しいなぁー」

・・・といつも通り物欲しげな私に・・・








見てください!この可愛いリボンを!

すべて生徒が作ってくれました。(感動の涙)

しかも

「先生ゴムの長さどれくらいがいいですか?」

と調整にまで来てくれました。(感涙)






1年生は気になるクラブを積極的に見学して、ぜひ入部してください。3年間に何かをやり遂げたということはとても良い人生の思い出になりますよ!

1年生は今日から授業スタート

1年生は入学式からこれまでの数日間、オリエンテーションなどを行ってきましたが、今日からはいよいよ授業がスタートしました。

商業科1年生は野林先生によるマーケティングの授業も。




マーケティングって何だろう、難しそう、と身構えて考えるのではなく、

「毎日見たり触れたりしている物やサービスは、どうしてこのような仕組みになっているのかな?」と考えること、そして自分でそれを企画していくこと、それがマーケティングなんですよ、と野林先生。






中学校では学ばないことですし、普通の高校でも学ぶことのできない科目です!(しかも、実は野林先生の授業は、リクルートの社員の方々なども「受けたい」とおっしゃっているそうです。)

世の中をいろいろ観察しながら、楽しみながら1年間授業を受けてみてください。

2014年4月10日木曜日

生徒手帳リニューアル!

今年度、在校生の皆さんにはリニューアルした生徒手帳をお渡ししました。






素敵な女性が上を見つめている姿が表紙の生徒手帳。(実はこのロゴは、本学園が創立100周年の際にデザインしていただいたものです。

本校のめざす女性像(いつも前向きに人生を生きて、世の中で活躍している女性)が美しく表現されているように感じ、私自身もとても気にっているのです。

今回はその女性イラストが表紙の生徒手帳。








これまでの生徒手帳から大幅に中身を変えて生徒手帳+ダイアリー+人生の夢の記録簿、という作りになっています。

さまざまな教科の先生たちがじっくり話し合って、皆さんが使いやすいように、他の学校にはないようなものにと企画してくれました!

私も大変お気に入りで、実際に使っているのです。そして「かわいいものが大好き」(と、以前I先生に言われたことがあります)な私は、すでにこの手帳をいろいろシールやらかわいい付せんなどでカスタマイズしております!

ぜひ皆さんもこの手帳を使いこなしてください。そのうち皆さんの素敵な使い方も紹介したいと思います!

2014年4月9日水曜日

私たち、もう社会で働いているみたい - 商業マーケティングコース2年生

昨日に続き、今日も商業科マーケティングコース2年生の授業にお邪魔しました。今日は、昨日の「商品開発」の授業とは異なる「マーケティング」という授業です。

この授業では、マーケティングの考え方・枠組みなどを学校外のビジネスマンの方に教えていただきながら、彼女たちが1年生の最後の課題

「高木学園の商業科に応募者が殺到するためにはどうしたらいいか」

を考えたそのことを発展させて、企画・実行していく授業とします。

そのために、学校のパンフレットはどうしたらよいか、どのようなことを企画したら中学生に商業科に興味を持っていただけるかなどをこれから随時考えて実際に行動していきます。(その際に、外部のデザイン会社の方や広告会社の方などにも教えていただいたりアドバイスいただいたりしていきます。)

そのことを発表すると・・・生徒たちは

「えー!ほんとですか!?面白そうー、もう内容が盛りだくさんすぎる!(うれしい悲鳴)」

と言っていました。まずはじめに、昨年度の最後に、それぞれみんながどんな提案をしたのかを今日は発表してもらいました。



とにかくどのアイデアも素晴らしかったので、ぜひそれをクラスの他の仲間にも聞いて欲しいと思っていました。

そこで「2分間」と時間を設定して自分の案を発表してもらいました。

「私が提案したいことは3つあります。1つ目は・・・、次に・・・、最後の3つ目は・・・」と大人顔負けの発表をしている生徒も何人もいました。






さて、これからどのようなマーケティングプランを実施していくのか、どうぞお楽しみに。

そして、その授業のあと、この同じメンバーたちはある作業をしていました。






あるものを作り・・・













それを、「商品開発」の授業でお世話になっている神戸のフェリシモさんにお送りする準備をしました。

フェリシモさんの社員の方の名刺を見ながら、レターパックの宛名を書く - などということも、高校生にとっては初めての体験です。

このようなことも、大人である私たちがやってあげるのでなく、極力生徒たちが自力で取り組むようにしたいと考えています。(それがこれからの人生に役立つからです!)




彼女たち曰く

「私たち、授業を受けている、というよりもう社会で実際に働いているみたい」

だそうです。これからいろいろな経験をしてもらう予定です。そして、社会で信頼され、役に立つ女性になってもらいたいと思っています。

2014年4月8日火曜日

フェリシモさんと商品開発! - 商業科2年生マーケティングコース

今日の午後から平成26年度の授業もスタートしました。平成25年度からの新しいカリキュラムで入学した商業科の生徒たちは、2年生になると「会計コース」か「マーケティングコース」を選択することになりましたが、今年度の2年生たちからはじめてその1期生たちがそれぞれの授業に参加しました。

マーケティングコースの中には「マーケティング」(週3コマ)や「商品開発」(週3コマ)という授業もあり、私としてはぜひとも生きた経験を生徒たちにしてほしいと思っています。

ということもあり、「商品開発」の授業ではぜひとも実際の企業の方とともに、商品の企画・開発をさせていただける機会を作りたいと考えてきました。

そのために、色々な企業の方とお話させていただき・・・その中でもとりわけ、私が社長の矢崎様のご著書(「ともにしあわせになるしあわせ」)を拝読して、心から感動したカタログ通販(ダイレクトマーケティング)大手のフェリシモさんと、今年度この授業でコラボをさせていただくことになりました。

このフェリシモさん、本社は神戸にあるのですが、先日お邪魔した際に、担当のN先生と私で心の底から感動したのが・・・



フェリシモさんの素晴らしい商品の一つである「500色の色えんぴつ」の実物です。

色のグラデーションが見事(500色もあるのですから、夢のようです!)なうえ、そのすべての色にワクワクする名前がついているのです。

フェリシモさんは商品の一つ一つを通じて、日々のしあわせを作られている企業であり、また事業を通じて被災地や紛争地域、貧しい地域の子どもなどを援助する取組をものすごく積極的に取り組まれています。(詳しくはこちらをご覧ください。)

単純に生徒が商品を共同で開発させていただくということだけでなく、世の中のさまざまなことに対する視野を広げるという意味でも、ぜひ生徒と接点を持たせていただきたい、と今回ご一緒させていただくこととなりました。




初回授業の今日は、神戸の本社からフェリシモさんが来校してくださり・・・






「社会人って何?」「仕事するということはどんなこと?」という質問などからはじまって、フェリシモさんの会社についてご紹介くださいました。









フェリシモさんは「カタログ・ネットなどを通じた通信販売」を通じてビジネスをされています。これは大きいくくりでは「小売業」となります。生徒も日々、何らかの小売業のお世話になっていることは間違いありません。そこで、生徒が最近「購入した経験」を思い出して分析してもらいました。






ポストイットに(ある物を購入したのは)なぜ?を突き詰めて考えてどんどん書く生徒たち。












その結果を、さらにペアの生徒同士で話し合って
みて「なぜ」「なぜ」を繰り返します。


「今までは"自分が欲しかったから購入した"と思っていたけれど、実はお店の人にすすめられたとか、そのキャンペーンを行っていたから、とかマーケティング上の何らかのしかけがあって購入した可能性がありますよね"、との社員の方の言葉に「そうか!」





"これから商品を企画していく際には、今度はみなさん自身がそのようなしかけを考えていく立場になるんですよ"、とのお話に、納得していました。

しかも・・・なんと今日の授業には直接お越しではありませんでしたが、Skypeで神戸で授業の様子をご覧になっていた担当の方から





こんなかわいい封筒入りで、ふせんをいただきました!

実は今回企画に取り組むのは、人々がクスっと笑ってしまったり、ホッと幸せを感じられるようなふせん。







これをいただいた瞬間、生徒たちの顔がみるみる笑顔になり、「うれしいぃー!」やる気がみなぎっていました。

また、今年度の授業を1年通して受けていく過程で、その経験を

「わたしカタログ」

にまとめよう、というお話もあり、生徒はこちらにもワクワクしていました。(真っ白のカタログのような冊子をいただき、この冊子を個人個人の好きなように編集(もちろん写真や絵、コラージュ、飛び出すしかけなど、何が入っていてもかまいません)して1年後にカタログとして完成させることもうかがいました。

素晴らしい企業の方々とご一緒させていただき、日本中に笑顔の種まきをしていきたいと思います。

対面式-これからよろしくお願いします!

昨日、入学式を終えて、今日からは1年生も元気に登校してきました。

今朝は朝一番から1年生と2、3年生が対面する「対面式」を行いました。




新入生の代表の生徒がご挨拶した後、生徒会長も代表で話をさせていただきました。

新入生はこの学校でときめく3年間を過ごすことを楽しみにしているとのこと。

私たち教職員も全員、みなさんの活躍を楽しみにしていますよ!






そして、対面式の後には





先日ライフル射撃部の全国大会で個人優勝、4位入賞という成績をおさめた生徒たちの表彰を行いました。

オリンピックの正式種目でもあるライフル射撃。東京オリンピックにつながるように、今後も練習を重ねてほしいと思います。






そして!その後、私から発表させていただきしたね!今年度の新商品開発について、募集を今日からスタートします。やってみたい!と思ったみなさん、その熱意を大切に、ぜひ積極的な応募をお待ちしています。(応募者が多数になった場合は、選抜がありますので、一所懸命エントリーシートを書いてください。)

2014年4月7日月曜日

平成26年度入学式

今日は平成26年度の入学式を行いました。昨日は時折雨が降ったりして不思議なお天気でしたが・・・






今朝はすばらしいお天気です。


さらに、学校の正門近くの桜はまだ美しく咲いていました。


絶好の入学式日和でした。

















入学式は10時から始まる予定でしが、9時前から新入生と保護者の方々が続々と到着しはじめました。




















式の終了後は、正門の前が写真撮影をしている新入生でいっぱいでした。
















式の中でもお話しましたが、

皆さん自身が興味や関心を持ったこと、「やってみたい!」と思ったことを、ぜひ実際に行動にうつす3年間を過ごしていただきたいと思います。

そしてこちらも式の話の中で紹介しましたが、私の大好きな小説『アルケミスト-夢を旅した少年』の中にもある言葉を共有したいと思います。

「僕が真剣に自分の宝物を探している時、毎日が輝いている。それは一瞬一瞬が宝物を見つけるという夢の一部だと知っているからだ。」(『アルケミスト』パウロ・コエーリョ、新潮文庫154-155ページ)






高木学園で一緒に人生の宝物を探しに行きましょう!

2014年4月5日土曜日

平成26年度始業式

今日から平成26年度が始まりました。始業式には新2年生、3年生が元気に登校してきて、クラス替えなども行われました。

そして・・・みなさん興味津々で身をのりだしていましたが





新任の先生をご紹介しました。

そして、みなさんの元気エネルギーを感じたのが・・・













学年の先生、担任の先生を発表したときの

「わぁー!きゃぁー!えー!あー!」

という叫び声です。








今年度は昨年度よりもさらに教育内容を充実させていきます。みなさんも積極的に日々勉強やクラブ活動、学校行事などに取り組む1年にしてくださいね。