2010年12月31日金曜日

「変革」の序章としての2010年

早いもので、今年もあと1時間半を残すだけとなりました。2009年を振り返ったのがつい昨日のように感じられますが、もうあれから1年の時が経ちました。

今年の冒頭、2010年を変革の1年とするという決意をお伝えしました。

新しい制服がスタートし、多くの新入生をお迎えする中で、学力面では、学力向上プロジェクトの先生方を中心として教育内容の変革を本格的にスタートさせました。早朝学習や、楽しく勉強するための方法論の紹介、長期休暇中の講習などに積極的に取り組んだ1年でした。

また、社会で活躍できる力を育てるという意味では、今年は菊名商店街の方とより連携して街の活性化に取り組みました。また、昨年のお弁当開発に続いて、今年はノートの商品開発も進めているところです。(ノートは来年3月頃の発売を予定していますので、どうぞご期待ください!)

教育を・学校を変えていくことは、情熱とエネルギーと時間を要します。1年で理想とする教育ができあがるとは考えられませんし、実際に2010年にスタートさせた数々の取り組みは今後もっと加速度をつけて発展させていく必要があると感じています。

本学園の創立者・高木君(たかぎきみ)は「社会で信頼され、役に立つ女性」を育てるために、この高木学園を創立しました。その理念に忠実に教育を行うためには、この学園で学ぶ生徒たちの学力を底上げすることも大切ですし、社会で生き抜く力や、魅力的な女性となっていく力を養うことも重要だと考えています。

そのような考えのもとで行ってきた、2010年の取り組みを、2011年には一層発展させるべく努力していく所存です。

本年お世話になりました皆様に改めて心からお礼申し上げ、年末のご挨拶とさせていただきます。


2010年12月31日

学校法人 高木学園
理事長 高木 暁子