2010年4月24日土曜日

進学説明会 - どのような進路を選択しますか?

今日は、3年生を対象に「進学説明会」が開催されました。


いよいよ最高学年となった3年生にとって、今年1年間は勝負の1年。このタイミングで何を目標として、どのような1年間を過ごすかによって、これからの人生が大きく変わってくる1年です。




進路指導の先生から、「どのような進学先を選ぶのかは、10年後、20年後の自分の仕事・人生とも密接にかかわってきます。」とお話がありました。




「たとえば、歌手になりたい人がいるかもしれません。そして音楽系の学校に進学して、仕事を見つけようとするでしょう。その時、思うように仕事がみつからなくて、ものすごく苦しい生活をする必要が出てくるという可能性もあるかもしれません。

それほど大変な思いをしても、歌手になりたい!好きな"歌うこと"を極めたい!という思いがあれば、そのような進路を選ぶべきだと思います。でも、そこまで大変な思いをしたくない、と感じるようであれば、歌うことは趣味として楽しむと考えて、それ以外の仕事をする、そのためにどのような進学先を選択すべきかということを考えていく必要があります。」とのお話を聞き、まさにその通りだなと感じました。

私自身は以前、化粧品の商品開発(新しい商品はどんなもので、どんなパッケージに入っていて、どんな広告宣伝をしていくか、などを考える仕事です)の仕事をしていました。その仕事を選択するときに、「女性だし、化粧品は好きだし、バラ色の世界が待っているに違いない」と夢見ていました。

確かに、毎日好きなものに囲まれているということ自体は、楽しく・ワクワクしました。ただ、同時に大好きな物だからこそ、こうしたい!という自分の思いも強く、現実にはその思い通りにはならないこと・大変なことも多々ありました。

たとえば、商品開発をしている段階で"原価(コスト)が高いから、この部分は品質を落とさざるを得ない"という状況を受け入れるほかない、とか、"(本当はこんな広告コピー(宣伝文句)を使いたいけれど、法律の規制があるからその表現は使用できない"とか、"本社(フランスに本社がありました)でNOが出たから、この商品開発はなかったことにする"といったような、それはそれは多くの現実・困難に直面することもありました。

それでも(いかに自分の思い通りにいかないことが多くても)その仕事に情熱を持ち続けられるか、そんな状況でも楽しいと感じることができるか - それがYesであれば、ぜひその進路に進むべきだと思っています。そこでNoであれば、進路指導の先生の話の通り、別の何かを探したほうがいいかと思います。

高校3年生の時点で、そこまで踏み込んで考えるのは難しいかもしれません。そんなときは、自分の周りを見渡してみましょう。保護者の方々や兄弟の方々、親戚の方々、近所の方、学校の先生、そしてテレビなどで活躍している色々な世界の人の話などに耳を傾けてみましょう。

そして自分はどんな進路であれば、(いかに苦労が多いとしても)頑張って・楽しんでいけそうか、そんなことをぜひこの機会に考えてみましょう。