6月に入りました。街を歩いていると、ところどころに紫陽花が咲き誇っていますね。
先週金曜日は、華道部の生徒たちが、そんな紫陽花を用いたいけばなのお稽古を行いました。
その前に、池坊の森由華先生が、池坊のお花の型である「生花(しょうか)」をデモンストレーションしながら説明して下さいました。
枝には、"真(しん)"、"体(たい)"、"副(そえ)"という3つの役割が与えられて、太陽に対して"陰陽"のどの方向にどのような角度でこれらの枝をいけるかも決められています。
・・・と書くのは簡単ですし、こうして先生がデモンストレーションして下さった作品を見ると、なるほど、と思うのですが、自分でいざ活けてみるとなるとこれが大変に難しいのです。(←私も毎回苦戦中・・・)
まずは先生のお手本を真似ることから始めて、いつの日にか(!)自分でも活けられるようになりたいですね。
さて、その後、先生からアレンジするお花の説明をして頂きました。
紫陽花と数種類のお花・枝物などをどのように組み合わせるか - 自由花では個人の感性でそれを自由に決めていきます。
この手前に座っている生徒は、ボリュームのある紫陽花は短めにしていますね。
素敵なバランス感覚です。
そして
先生に見ていただき、調整中です。
「もう少し後ろの部分に何か追加したほうが良いかもしれませんね。」
森先生は、
「生徒さんたちは、皆さんすでにとても上手に活けられていますね。これからの上達が楽しみです。」
と言ってくださっていました。森先生もご自身のブログで、当日の様子をご紹介下さっています。よろしければこちらもご覧下さい。