今日は金曜日。商業科1年生を対象としたマーケティングの授業が行われました。
先週からの続きで
「とらばーゆ(リクルートから以前に発刊されていた女性向けの転職情報誌です)の特集記事を考えるとしたら、その内容&タイトルをどうしますか?」
というテーマでグループごとに発表を行いました。
30代の女性に向けた特集のタイトルとして、生徒たちがあがってきたのが・・・
「これであなたも仕事と恋愛が両立できる女」
じゅ、十代女子の言葉かと一瞬疑ってしまうようなリアルな言葉・・・その授業に参加していた女性の先生2名+私は、思わずのけぞってしまいました。
恐るべし、本校の生徒たち・・・。
さて、授業の後に、ある生徒が野林先生のもとで質問をしていました。
「先生、この授業では毎回グループでディスカッションすることが多いのですが、どうしたらグループをうまくまとめることができますか?コツは何ですか?」
うーん、なかなか良い質問です。大人でもよく考えることですね。
「それは、やっぱりグループの人の意見をよく聞いて、その上で、みんなの意見・アイデアの接点は何かなと考えていくこと。そしてその自分なりに理解したことを、みんなに確認しながら話を進めることではないかな。」
と野林先生。
さらに、その生徒は続けます。
「私は将来、マーケティングを極めたいのですが、どんな学校に進めば良いですか?」
たまたま私は他の生徒と話していたため、野林先生の答えをしっかり聞くことができないでいたのですが、もとマーケティング職(@自動車会社&化粧品会社)についていた私なりのアドバイスとしては・・・
大学の商学部などに進学する(それも、マーケティングの研究で有名な教授などがいらっしゃる大学を調べてそこを目標校とする) → そして3~4年生にはその先生の"マーケティング"のゼミに入る
というのが、最も王道かと思います。
ちなみに、私自身も高校生の頃からマーケティングを勉強したいと思っていました。(当時、テレビに慶應義塾大学商学部のマーケティング論がご専門の村田昭治先生という教授の方が出演されていました。村田先生のお話が大変面白かったので、ぜひこの先生のもとで学びたいと思っていたのです。)ところが運命とは皮肉なもので、私は商学部の入試に落ちてしまい、経済学部に進学した人間。。。ですが、経済学の考え方も知っておくと、マーケティングを考える上で大変役に立つこともこれまた事実です。
まずは色々な大学の商学部のウェブサイトや学校案内などを確認してみてくださいね。何かご質問のある在校生は、いつでもどうぞ。