さて、そんな寒さの中で、気持ちがほっと温かくなるエピソードを一つご紹介します。
生徒たちが1年弱、大変お世話になってきたフェリシモさん(商業2年マーケティングコースの生徒たちとふせんの共同開発をさせて頂きました)のご担当の方が、これから産休に入られることになりました。
12月に神戸の本社に私がうかがった時、
「実は私、2月から産休に入るのですが」
とうかがって、
「ぇえーーー!まーーーっったく気づきませんでした・・・」
と腰が抜けるほど驚いてしまったのですが、生徒たちにそのことを話したところ、彼女たちもびっくり。
ですが、商品開発まで本当にお世話になったという感謝の気持ちをとても強く感じているようで、その方への贈り物の準備が始まりました。
これは、赤ちゃんが持って遊べるようなおもちゃ。
全て生徒が手作り(手縫い)で作りました。
中にカラカラと音が鳴るものが入っています。
そして!
こんなフェルトの可愛い「本」を作った生徒もいます。
本を開けるとお話がスタートします。
実はこのくまのぬいぐるみが、ページ毎に移動して意味を持つようなストーリー構成なのです。
このページの左の家の「ドア」も開くようになっていたり、細かい部分への配慮も驚くほどなのです。
この他、クラス全体で思い出の写真を貼ったコルクボードなどもお送りしました。
とても喜んでくださったようです。
実は私はこういう"サプライズ"が大好き。色々な場面で"わぁ、うれしい!"と思っていただけるような何かを、いつも考えることに燃えてしまいます。実はそういうことが"マーケティング"につながるんだよな、と思いながら、今回の生徒たちの企画にはあっぱれ!なのでした。