現在進んでいる、某企業との商品共同開発プロジェクトで、生徒たちはそのプロジェクトのマークとしてロゴグッズを作ろうとしています。
リボンに缶バッジを付けて、メンバー全員がそれを持とう!ということになっているのですが、そのロゴチームの生徒たちに
「グッズ作成までのスケジュールをきちんと立てて、どんどん行動してほしいの。」
と伝えました。そしてそのスケジュールが出来たら見せて、と話したのですが、
- 10月x日 次のミーティングでサンプルを見せる
- 10月中 全員に配布する
という二行だけが書いた紙が出てきました・・・。スケジュールを立てて、と彼女たちに言った主旨は
* 実際に完成させるまでに何(what)をする必要があるかを全てあらい出す
* それらを誰(who)がするのかを、はっきりさせる
* それらをいつまでに(when)、どのように(how)行うのかも明確にする
これらを明確にして、行動に移して欲しいということだったのです。
そこで・・・
この汚い手書きのメモを書きながら、上のようなことを生徒に説明していきました。
「提出してもらった2行だけだと、誰が、いつまでに、何をすればよいのかが全く分からないよね。
最終ゴールを考えたときに、そこから逆算して何を/いつする必要があるのかをきちんと明確にしてほしいの。」
こうしたことを一つ一つ学びながら、商品開発だけでなく、自分の人生の様々な場面でも、
- ゴールを明確にする
- そのために必要な小さなステップを全てあらい出す
- 手段、時期を明確にする
- 行動する
ということを徹底して行ってほしいと思います。それは受験においても、就職においても、また実際に社会で仕事をする際にも、あらゆる場面で役立つはずです。