2012年9月15日土曜日

身の周りのものをデザイン - 情報教育

今日は、今年度から連携を行っている女子美術大学の先生方にお目にかかりました。その中で、"生活とデザイン"という話題になり、ドイツのヨーゼフ・ボイスという芸術家が

「全ての人が皆、芸術家である」

という言葉を残したという話をうかがいました。確かに、身の回りの物のレイアウト(配置)を少し変えるだけで芸術的になったり、少し見せ方を工夫するだけでその物の魅力が大きく増えたりすることがあります。どんな場でも、誰でも芸術家であるという言葉にはなるほどその通りと感じます。

さて本校の情報科では、来年度のカリキュラムよりグラフィック・3Dデザインやアニメーションなどの内容を充実させていく予定にしていますが、非常に便利かつ効果的になった情報デバイス(機器)を活用しながら、身の回りのあらゆることを素敵にデザインできる能力を育成していきたいと思います。

ところで、女子美術大学の先生から素敵なギフトを頂きました。実はお目にかかった先生方の"アート・デザイン表現学科メディア表現領域"の皆さんが、長野県高山市の方々と「デザインとアートを活かした地域づくり」に取り組んでいらっしゃって、その高山村のりんごを使った産品を持ってきて下さいました。





「女子美りんご園  りんごソース」

リンゴとウサギの可愛いデザインのラベルが貼られています。

可愛いもの大好きな私は

「うわぁ!いいですね!これ、すごく可愛ーいー!」

といつも通り(!)興奮してしまいました。






このようにデザインされたラベルが無いと





見え方はこのような感じです。

同じものであっても、そこに優れたデザインが有るかどうかによって、受け止め方が大きく変わってくることがすごくよく分かります。











このように、私たちの回りにある身近なものに対して、どのようにデザインしてそれを情報ソフトを活用してどのように見せていくか- 高校生からそのような力を養っていって欲しいと考えています。