先日、企業とのコラボプロジェクトで生徒たちにいくつか話をしたことをご紹介しました。
① 某企業さんとの商品開発で、生徒たちがそのチームのロゴグッズを作ることになっていて、そのスケジュールを立てる件
→ その後、どうなっているかな?と週末に何回か頭をよぎりました。生徒たちを呼び出そうかなと思っていた矢先に、担当の生徒がやってきて
「先生、遅くなりましたが、この間のスケジュール、考えてみました。」
と表を持ってきてくれました。
先週見たものに比べると、
- いつまでに
- 誰が
- 何を
するのかが、分かりやすくなっています。
今回、このようにやり直しをしたことで、次回何かのスケジュールを立てるときには、同じように思考・行動できるようになればと思います。
② ウチキパンさんとのプロジェクトで、競合のパン屋さんのあるパンの値段が分からずに苦労していた生徒の件
→ 彼女はお店に電話をかけたかなぁ?とこれもまた、週末に思っていました。今日校内でたまたま彼女にばったり会う機会があり
「xxさん!どう?電話かけられた?」
と聞いてみると
「かけましたよ・・・」
と小さい声で教えてくれました。
「Oh! GREAT!!!」
とご近所に響き渡るほどの大きな声で彼女に"すばらしい!!!"と言ってしまいました。
「でも、もう二度とかけたくない・・・」
と彼女がボソっと言っていたのですが
「いやぁ~、xxさん、こうして一歩踏み出して行動できて、本当に良かった!これでもうxxさんは自分から踏みこんで行動するかしないかという壁を突きぬけたと思う。
私も高校生の頃には、どこかに電話するときは本当に緊張したし、全部原稿を事前に書いたの。でもね、今では電話することは何も緊張しないし、それでずいぶんと色々道が開けたことがあるなと思う。」
本校にいる間は、先生たちが細かいところまでケアしてくれると思いますが、実際社会に出たときにはそのような場面はあまりありません。自分で考えたり判断したりして、自分から行動に移すことができるか - 全ては自分次第です。ですから、小さいことのようですが、学校にいる間からこのような一つ一つの事例を通じて、生徒たちが一歩先まで自分から行動できるように、進捗状況をフォローしていきたいと思っています。