2009年11月26日木曜日

プレゼンテーション - 上手になるには?

今日は家庭科の3年生が「生活基礎」の授業でプレゼンテーションを行いました - 私は実はこの授業を見学に行く予定だったのですが、外出しなければならない用事と重なってしまい、残念ながら見逃してしまいました。

そこで、担当の先生に

「先生、今日はうかがえずにすごく残念でした!」

と話すと、先生曰く

「いやー、彼女たち、決められた時間より大幅にオーバーしたから、私今日は怒ったんですよね。だいたいパワーポイントのスライドが完成したのが昨日の夕方6:00なんだから、それからみんなでプレゼンの練習をきちんとできていなくて。。。来週の火曜日にもう1度、今度は別の班のメンバーがプレゼンしますから、そちらに来てください。」

とのこと。なるほど・・・大人でも「時間オーバー」してしまうのは、よくあります・・・。彼女たちの気持ちが分からないでもない・・・。

という会話をしてからしばらくして、放課後校内を歩いていると、家庭科3年生の教室で2人の生徒が本を読みながら何か話していました。

私:「何読んでるの?」

彼女たち:「こういう本です。」

と言って見せてくれたのが!





"プレゼンテーションの実際"と書いてあります。







私:「今日プレゼンテーションしたらしいじゃない?時間オーバーしちゃったんだって?!」

生徒たち:「そうなんですよー。(よく知ってますね、という顔をしています)」

私:「さっき先生から聞いたの。だからこの本読んでるの?えらいっ!」

生徒たち:「さっきから読み始めたんですけど。でも、今日は明らかに練習不足でした。」

私:「練習する/しないでは全然違うよね。私も学校説明会とかでプレゼンテーションするような機会には、毎回ストップウォッチで時間を計りながら練習してる。それでも1分とかオーバーしちゃうこともよくある・・・。難しいよね、でも練習が大切なのは間違いない!」

生徒たち:「来週までにがんばります。」

私:「来週は見学に行かせていただきます。ではがんばってね!」

私が学校で学んでいるときに、プレゼンテーションについて頻繁に叩き込まれたのは

* Practice, Practice, Practice (1に練習、2に練習、3に練習)
* Know Your Audience (聞き手がどういう人なのか、その人たちがどのようなことを聞きたいと思っているのかをよく把握しておく)
* Make Eye Contacts (原稿の棒読みではなく、きちんとアイコンタクトをしながら、語りかけるようにプレゼンテーションする)

といったことです。自発的に"もっと上手に発表したい"と頑張っていた彼女たちの来週のプレゼンテーションに期待したいと思います。来週この模様をレポートします。