先日お伝えしていた通り2年生の生徒たちに依頼され、世界史の授業の中で「ジャンヌダルクの生涯」についての劇で初めに声だけ(ジャンヌダルクのお母さん役で)少し出演させていただいて来ました。
発表の最初に生徒たちはこんなことを話していました。
「私たちの高木学園女子高等学校は"社会で信頼され、役に立つ女性"となるための女子校です。ですから、私たちはジャンヌダルクがそんな強さを持った女性なのではないかと思い、その生涯について詳しく調べてみることにしました。」
なるほど!それでジャンヌダルクをテーマにしていたのですね。
そして
紙で作ったお人形を動かしながら、ストーリーを劇仕立てで紹介していきます。(私は冒頭のみの声の出演だったので、後は一観客として楽しみながら見せてもらいました。)
単に劇を見せるだけでなく、要所要所のポイントで
ジャンヌダルクが活躍した場所をフランスの地図で説明したり(矢印の形をしたポインターまで手作りで準備していました!)
登場人物について
- どのような人で
- 歴史上でどのような役割を果たしたか
などの解説もしてくれました。
(それにしても、この「ジャンヌ写真館」すごく良くできていると思いませんか?!)
事前にしっかり&一生懸命準備をしたことが伝わってきて、素晴らしい発表でした!(そんな発表の中に、一部参加させてもらえて光栄です。)
単に歴史を昔の出来事、と暗記するというように勉強するのではなく、今回のように誰かの人生に注目したり、その人はその時どんなことを考えていたのだろうか、などと興味を持ちながら学んでいくと理解が深まると思います。世界史でジャンヌダルクに興味を持ったら、他の人にも注目してみる、または日本史でも誰か歴史上の人物に注目するなど、様々な角度から学んでみて下さい。(ちなみに私は昨年の大河ドラマ『江』を欠かさず見ていて、そのおかげでずいぶん安土桃山時代~江戸時代にかけてを深く理解することができました。)