2009年12月31日木曜日

本年も1年間ありがとうございました

(この1週間程度、人生でもっとも風邪をこじらせ寝込んでしまったため、全く更新ができずにおりました。ものすごくスローなペースで回復しつつあります…。)

2009年も残すところあと2時間を切りました。皆さまにとってこの1年間はどのような1年でしたでしょうか?

学校法人 高木学園と私にとって、2009年とは大きな変化の1年であったと言えると思います。創立100周年度がまだ続いていた1-3月には、

- コシノジュンコ先生による、当校生徒がモデルのファッションショー
- 崎陽軒さんx高木学園女子高等学校共同開発 100周年記念お弁当『百々-もも-』の発売
- Blue Dal巨大タペストリー制作

などの大きなイベントがあり、多くのメディアなどにもご紹介いただきました。生徒たちが目を輝かせてこれらのプロジェクトに取り組んでくれて、素晴らしい記念事業となりました。

その創立100周年度記念イベントをほぼすべて見届けた2月末に、前理事長の病気が発覚し、それからわずか5週間で帰らぬ人となりました。

あまりに突然の事態に娘の私だけでなく、学園を取り巻く誰もが茫然としてしまいましたが、学園の発展のためには空白期間があることは許されませんでした。学校長を含む周りの方々のご推薦もあり、大変若輩ながら、私がその後継として理事長の職をお引き受けすることとなりました。とはいうものの、ビジネスの世界から2008年4月に学校に来たばかりの私にとって、学園の運営の責任者になるということは楽なことではありませんでした。何をどうすれば良いのだろう、という暗中模索の状態でありながら、学園の「次の100年」に向けての改革も進めていく必要があるからです。暗闇の中にいるように感じつつも、立ち止まっている時間はありませんでした。

前理事長のお別れの会、学園の決算、学校の様々なツール(ポスター、リーフレット、ホームページ、広告など)の改革、採用活動、校内の設備改修、新しい制服開発、校内・校外での説明会参加

など、数え切れないくらいの仕事が待っていたからです。それでも、なんとかそれらを乗り越えることができたのは、校内・校外の様々な皆さまのお力があったからこそだと思っています。数えきれないくらい多くの皆さまのお力をお借りしながら、なんとかこの1年間を無事に終えることができたことに心より御礼申し上げます。

この2009年に学園で取り組んできたことは、これからの学園改革のための"はじめの一歩"です。すでに、高等学校でも幼稚園でも"生徒/園児の皆さんがもっと充実した毎日~ひいては人生を送るために、そして社会で活躍できる人になるために、どのような教育を行うべきか"を再検討し始めています。2010年も、折にふれて、この場や様々な機会に学園の方向性と具体的な取り組みをお伝えしていきたいと考えています。

改めて本年にお世話になりました御礼を申し上げ、年末のご挨拶とさせていただきます。


2009年12月31日
学校法人 高木学園
理事長 髙木 暁子