今日もまた、大手広告会社の博報堂・高田さんが学校に来てくださり、商業2年マーケティングコースの生徒たちに講義をしてくださいました。
生徒たちは、本校マーケティングコースの「CMを創る」にあたって、どのようなCMにするかの
「絵コンテ」
を準備しました。宿題だったその「絵コンテ」をふまえて、高田さんがアドバイスしてくださるという大変贅沢な授業だったのです。
冒頭に高田さんがおっしゃいました。
「みんな、面白いアイデアを考えて、頑張ってくれたんですが、一つ大事なことをお話したいと思います。それは・・・
CMって
何かを必ず "ほめる"
それも "わかりやすく表現する"
さらには "一瞬で忘れられないように表現する"
だからこそ、言いたいことを極限までシンプルにして、驚きとともにそれを伝えないといけないんですよ。」
生徒たちは
あれも言いたい、これも入れたい
ということで、30秒、あるいは60秒のCMにするにはあまりにも要素が多すぎたり・・・と色々乗り越えるべき点がありました。
そして
各チームごとのアイデアを細かく直接指導してくれださいました。
さらには、
「みんな、"わかる"と"できる"は違うんですよ。
だから、僕の話を聞いて"わかった"と思っても、実際に"できる"ようになるのは大変だと思います。
でもね、それが人生の奥義。
ああ、僕、今、良いこと言ったな。」
(と、最後、思わず笑ってしまったのですが・・・)
みなさん、来週はいよいよ名クリエイティブディレクター・高田さんに納得してもらえる「プレゼン」をしますよ。大変だとは思いますが、これは本当に良いトレーニングになります。これからの人生で、自分を「プレゼン」する練習にもなります。ぜひ頑張ってください!