週末から今日にかけては盛りだくさんでした。
週末には、塩糀に再び生命を吹き込まれた浅利妙峰さん(NHKのプロフェッショナルの流儀などでも放送され、私は大変感動していたのです)にお話をうかがう機会がありました。
日本に古くからある糀は、体に大変良い栄養分を含んでいます。また食べ物の旨みを引き出すものでもありますが、年々その需要が減ってきてしまっていました。300年以上続く糀屋さんに生まれた浅利さんが糀にどのように再び光を当てられたのか、大変興味を持ってお話を伺いました。
と同時に、女性の教育がとても大切だとおっしゃって、こんなメッセージも下さいました。
日本の未来を支える女性とは、在校生の皆さんのことですよ!
前に進む勇気をいただきました。
さて、前に進むといえば、本校の生徒たちも前に進んでいる途中です。
商業科、情報科の3年生の「課題研究」で今年から挑戦することになったデザイン選手権。
書類の応募期限がいよいよ迫ってきました。
世の中の「これ」を「こう」したら、もっとみんなが幸せになるのに、という提案を考えています。
先ほど授業でいくつかのグループのアイデアを見せてもらいましたが・・・
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面白いものがたくさん!さらに磨きをかけたら、決勝大会も夢ではないかも?!と夢は膨らんでいます。ぜひ頑張りましょう!
そして、午後には、本校創立者・高木君先生に直接学んだ最後の世代の卒業生でいらっしゃり、人財派遣業で大活躍されているテンプスタッフ株式会社 代表取締役会長の篠原欣子さんが来校してくださいました。
80歳を迎えられる現在も、毎日(土曜日も!)元気に職場でお仕事をされているとのこと。
その前向きさ・明るさ・謙虚さを心から尊敬している大先輩なのですが、本当にお目にかかれてうれしかったです。
「私が今日まで仕事を続けてくることができたのも、君先生に基本を教えていただいたからです。」
と、お目にかかるたびに言ってくださいます。「今、自分がおかれた場所でベストを尽くす」ということを常に胸に刻んで行動されてきたそうです。
篠原会長、本当にありがとうございました。
浅利さんがおっしゃるような"日本の未来を支えられる"ような、また"篠原会長に続くような"後輩たちを育てるべく、女子教育にまい進したいと思います。