今日は、また華道家元・池坊の森由華先生が来校され、華道部部員たちの指導をしてくださいました。
実際の「花の甲子園」は、制限時間の間にお花をいけてプレゼンテーションを行うということで、今日はいけた後、そのプレゼンも先生に見ていただきました。
プレゼンテーションの後に、先生から「もっとここを変えるとバランスが良くなる」などのアドバイスを頂きました。
全員同じ花材・花器を使っていけているのですが、ご覧ください。
一人ひとりの作品が、それぞれ個性があって、まったく異なる世界が表現されていますよね。
これが華道の大変興味深い点だと思います。
人間性がそのまま表れると感じます。
生徒たちが使った花材・花器と全く同じものを使って、森先生が自由花をいけるデモンストレーションをしてくださいました。
生徒が
「この花材を使って、この花器のむきでお願いします」
とお願いしたあと、すぐに活けてくださいます。
一同、感動でもう何も言葉が見つからなかったのですが・・・
これらすべてが、同じ花材・花器なのです。
こちらはまるで立花のよう。
こちらの作品では、トルコキキョウのお花をまるでブーケのように集め、他の花材で高さを出しています。
あまりに感動して、まっさきに拍手してしまいました。
さあ、みなさん、秋の京都を目ざしましょう!