昨日、ノート開発プロジェクトの生徒たちと打合せをしている時に、ある生徒がこんな発言を。
「私、将来は経済学部に行こうと思っているので、今度の模試では社会も受験することにしたんです。」
少し前に、彼女の担任の先生からも、
「彼女はこの商品開発に携わってみて、ビジネス、とくにベンチャービジネスなんかに非常に興味を持ったみたいなんです。将来はその方面で仕事をしてみたいようですよ。」
との話を聞いていました。
この商品開発プロジェクトがきっかけで彼女の人生の方向性がより明確になったとしたら、大変うれしいです!
私自身は、高校時代に「大人の人が、社会、社会って言うけれど、社会ってどんなところなの?」と常に思ってはいましたが、学校以外の世界の人々との接点もありませんでした。たまたまテレビでマーケティングの教授がお話されている内容がとても面白い!と思ったことから経済・商学部などへの進学を目指そうと思ったのですが、やはりテレビで人から話を聞いただけで方向を選択するのと、自ら社会で何か体験した上で方向性を決めるのとではモチベーション(動機)の度合いが大きくちがいます。
高校生のころから、社会と積極的に関わって、自分が大人になったときに世の中でどのようなことをしてみたいかを考えるきっかけを、これからもより多く創っていきたいと考えています。