今日は普通科1,2年生を対象にして今年度からスタートした「インターンシップ」の中間報告を行う日でした。
今回は2社、ピップ株式会社様と川崎信用金庫様にお世話になり、生徒たちがそれぞれ「課題」を出していただいています。
ピップ様からは「女子高生/お母さん・お父さん世代が解決したいと思っている悩みを明確にして、それを解決するためのアイデアを考えて下さい」という課題、
川崎信用金庫様からは「若い女性に(川崎信用金庫さんで)口座を作ってもらうための企画を考えてください」という課題
が課されています。
8月の後半に企業の方に最終発表させて頂く予定ですが、今日はその前の中間のご報告。今日の内容に対して、企業の方から今後の考え方などをアドバイスいただくことになっていました。
ピップ様の課題については、普通科2年生の生徒たちがかなりオーストラリア研修で不在だったりしましたが、それでも日本にいるメンバーが頑張って発表してくれました。
生徒たちの発表を聞いていると、
「私はこれが困ったので」とか「家族が困っているので」というコメントが多かったのですが、世の中の多くの人がそのことで困っているのかどうか、まずは悩みをきちんと把握することが大切ですというお話を頂きました。
そして、仮にそれが多くの人の悩み事だとしても、それを解決するためのアイデアは
- 新しいか (他にそのようなアイデア→商品が存在していないか)
- どうしたら実現できるのか
など、かなりしっかり考えておく必要があります。生徒たちはまだまだ「悩み事の選別」「市場調査」「実現性」などを詰める必要があることが分かったのではないかと思います。
また、同じころ、川崎信用金庫様にお世話になっているチームは、最寄りの支店におうかがいしました。(先月末は本店にうかがったのですが、それと支店の雰囲気はまた違うことが分かったと思います。)
帰って来た後、引率してくれた教頭から
封筒をもらいました。
「あら?私ってお金持ちになっちゃった?」
と感じられるような札束に思えたので、ドキドキしたのですが
実はこちら、「信ちゃん」というキャラクターが鎮座(!?)する、お札勘定の練習用札束だったのです。参加した生徒たちは、この練習用札束セットで、お札の数え方の練習も指導していただいたそうです。ちょうどこの束で100万円分くらいあるそうです。
どちらの企業の方からも、今後の進め方についてありがたいアドバイスを頂いたと思います。自分たちだけではなかなか考えつかなかったポイントなどもご指摘いただくことができたと思いますので、ぜひお盆休みの間に今日発表したアイデアをどんどん進化させてください。
何度も何度も考えてやり直す - これは大変重要なことだと、企業の方もおっしゃっていたと思います。お盆の後には、「これはこれは!すごいアイデアだ!」とうなるほどのものを期待しています。