先ほど図書室に行きました。すると・・・
図書室の中に、このようなコーナーが誕生していました。
実はこれは、商業科2年マーケティングコースの生徒たちが準備したものです。
彼女たちが授業で「ふせん」を創りましたが、そのふせんを使いつつ、在校生の皆さんにもっと本を楽しんでもらおう!という企画です。
これから毎月、あるテーマを設定。そのテーマに沿って、彼女たちならではの視点で本を数冊選びます。それに対して、在校生の皆さんに、どんどん感想を書いてもらいたいとのこと。
- 他の人はその本をどのような気持ちで読んだのかな
- その本にどのような「素敵な一文・一言」があるかな
などを、共有できればと考えているそうです。(ふせんの写真などをSNSなどで広くご紹介することも視野に入れているようですよ。)
1月のテーマは「心理学」だそうです。理由は・・・「新年で学校に行くのが憂うつになる」から(・・・!)だそうですが、今回はそのような切り口で、生徒たちが2冊の本をおススメしています。
まずは堀川波さんの『日々パワー』(ポプラ社)。
私も知らない本だったのですが、読んでみて、一気に大好きになってしまいました。
イラストがとても可愛い。そして書かれていることばで幸せな・温かい気持ちになることができるのです。
あまりに感動してしまったので、
こんなことを付せんに書きました。
「私の心のパワーを満たんにする方法は
ひとりになって心をまっしろにすること」
うんうん、その通りだな、とうなずきながらどんどん読み進めてしまいました。
もう一冊の本は
丸山弥生『つい心がかたくなになったとき読む本』(すばる舎)
この本も、私は読んだことがありませんでした。
テーマを決めて、生徒たちが選んだ本を見るというのはとても楽しいものです。まったく自分では出会えなかった本、そして世界に出会ったりすることができます。
みなさんもぜひ図書室で今月のこの2冊を手にとってみてください。そして、たくさん感想を書いてください!(もちろん名前を書く必要はありませんので、気軽にどうぞ!)
さらに、図書室ではありませんが・・・ランチスペースにこんなものを置いておきました。
なんだこれ?と思うかもしれませんが、この中に本が入っています。
ですが、タイトルも内容も、お伝えしません。
ただ一つ、とても心に残った本の中の文を抜粋しました。
「この世界は、境目の無い無限のキャンバス」
さて、いったいどのような本が中に入っているのでしょうか?ランチスペースの棚に入れてありますので、ぜひ中を見てみてください。