昨日もこの場で、普通科の生徒たちが「高校生特派員」として朝日中高生新聞への記事を準備していることをお伝えしました。
- 短い準備期間の中で
- 字数制限などもある
という今回の募集は、とても良い勉強になっていると思います。
先ほど、その生徒たちが
普通科主任のY先生に相談している場所を通りかかりました。
一生懸命文章を準備してきた様子が伝わってきました。ですが、
「みんな、あれも言いたい、これも言いたい、と思って、情報がてんこ盛りになってしまっていて、かえって何に"フォーカス"したいかが伝わりにくくなってしまっている感じがします。」
とコメントさせてもらいました。
本当に自分が紹介したい「私の学校自慢」って何だろう - そのことに照準をあてて(=集中して)できるだけそのポイントがすっきり伝わるように文章を練ってみて、と話しました。
生徒たちは
「むずかしいー!」
と言っていましたが、このような特派員としての「文を作る」訓練は、これからの人生にとても役立つと思います。大学入試の小論文や、入社面接のためのエントリーシート、会社に入ったあとでたくさん書くことになるであろう企画書、それらを短い時間でまとめられるようになると思います。
そして、今回の特派員レポートの最重要ポイントは「10文字程度の見出し」 - 読んで下さる方の心に響くかどうか、その見出しがとても大切です。
パッと"あ!それいい!"という見出しをつけられた生徒もいましたし、悩んで"うーん・・・"と唸っている生徒も。締切までの時間はあと1日ちょっと。どんな特派員レポートが完成するでしょうか。