昨年に引き続き、今年も家庭科ファッションコースの3年生を対象に「メイクレッスン」に出前授業に行って参りました。3年生のファッションコースの生徒たちは、学園祭の際にファッションショーを行います。その時にメイクも自分たちで行うため、その準備を今から進めているのです。
今年は、ファッションコースの3年生の数が昨年の3倍!多くの生徒たちにじっと見つめられながら授業がスタートしました。
まずはじめに、一般的な女性誌とモードファッションなどを紹介するファッション専門誌を生徒たちに見比べてみてもらいました。
「みんな、誌面やそこに掲載されているファッションも全く異なることが分かると思いますが、メイクも全く違うの分かりますか?」
と聞くと、生徒たちが一斉にうなずいています。
「みなさんがデザイン・製作するファッションショーのドレスと、メイクを全体(トータル)で調和させる発想で、どのようなメイクをするかを考えてみて下さい。
これはあくまでも皆さん自身の表現ですから、正解と間違っているとか、そういうことは一切ありません。みなさんの感性で何をどのように表現するか、それを自由に考えて欲しいと思います。」
と彼女たちに伝えました。
そして
聞いているだけでは準備になりませんので、生徒たちににもまずはメイクに挑戦してみてもらいました。
「あ~、xxちゃん、可愛い!!!」
などの声があちらこちらから聞こえてきます。
生徒たちはみなとても真剣に練習していました。そして、授業の最後には質問もいろいろ出てきました・・・が
「足のむくみを取るにはどうすればいいですか?」
思わず自らの経験に基づいて熱く答えてしまいましたが、それはメイクレッスンに関する質問だったのだろうか・・・と後になってハッとしました・・・。
さて、これからショーまでの間に、色々なファッション誌やデザイナーのショー、広告ビジュアルなどを見ていろいろ感じ、分析し、自分であればどのように表現するかを考えてみてください。