先ほど放課後に校内を歩いていて、電気が消えている教室から生徒たちの楽しそうな声が聞こえてきました。中をのぞいてみると
電気をつけていない教室で生徒たちが話していました。
「あら、電気はつけていないのね?」
と聞いてみると
「つけないです!だって、たった私たち3人だけしかこの教室にいないし、まだ十分外の太陽の光で明るいです。夏からは一層の節電が必要だと思うし。」
と力強い頼もしい返事がかえってきました。この時点で私は感動して
「なんてしっかりと考えた言葉なの~!私、本当に感動した!素晴らしい。そうなのよ、学校は電気の大口使用をしていて、電気代も値上がりの連絡がされているし、夏にかけては本当に電気の需要が追い付かなくなるとも言われているし、私たち一人ひとりがこんな風に心がけて行く必要があると思っているの。」
と彼女たちに伝えました。生徒たちはさらに続けます。
「自宅にいる時だって、本当に必要でなければ電気はつけないようにしているし、私思うんですけどコンビニとか駅とか、そんなに本当に電気をつけなければいけないの?っていうくらい明るいですよね。LED照明に変えて明るくなったりしたら、例えば電気をつける場所を半分くらいにしてもいいと思うし、工夫の仕方はいくらでもあると思うんです。そのことを、みんな分かっていると思うんです。それなのに、相変わらず震災前と同じような状況(必要以上に電気を使う/明るくする)に戻してしまっている。それが良いことだとは思いません。」
(・・・私はこの時点で、感動で言葉を失っているところです・・・)
彼女の言う通りだと思っています。生活しているうえで、必要がある場合に電気を使うことは当然のことです。ですが、必要の無い時/場面(誰もいない教室で/誰も使用しないような時間帯に)に電気を使わない、このことを毎日の生活の中で徹底していきたいと思います。在校生の皆さんは、学校ではもちろん、ぜひ家庭でも、そのことを意識して行動して下さい。