・・・というところまでは、どこの組織にもありそうな話なのですが、私が驚いたのは、その古い名札を(一人ならず)多くの先生から
「あの(自分の)名札はもらえないでしょうか?」
との声があがってきたことだったのです。何かに使える札、というわけではないのですが・・・どうするのかなぁと思いつつ、もちろん先生方にその札をお渡しし、先生たちに「札、どうするのですか???」と聞いてみると・・・
「いや、特に何に使うっていうわけでもないんですけどね・・・。でもこれまで大切に使ってきたものだから、やっぱり愛着がありますよね。」
一人ならず多くの先生たちが同じようなコメントをしているのを聞いて、私はこれぞ高木学園の神髄を見た気がしました。
創立から104年もの時間が経っても、生徒たちが変わらず素直で明るく思いやりにあふれているのは、高木らしさを大切にする先生たちがいるからだと、こんなことを通しても改めて感じたのです。
ちなみに札をご希望の先生はお早目にお申し出下さい・・・。