先週、モジュール学習の教室に本棚が登場したことをご紹介しましたが、早速私は今日、2冊の新しい本をおススメ本としておいておきたいと思います。
まず1冊目はこちら↓
大山泰弘さんの『利他のすすめ』という本です。大山さんは日本理化学工業株式会社という会社の会長を務めていらっしゃいます。
と聞いても、どんな会社?と思う方も多いと思うのですが、私は実はひょんなことからこの会社のことを知り・・・
ある企業の方から幼稚園の園児向けに、お祝いに「キットパス」というお絵描き用チョークのようなクレヨンのようなものを頂いたのです。(最近頻発しているんですが、なぜかまた写真が横向きになってしまう・・・すみません)その時に、そのキットパスを作っている会社では、従業員の70%くらいでハンディを持つ方を採用されているというお話をうかがいました。
そのことが印象に残っていて、たまたま書店で見つけました。読んでみて心から感動しました。
大山さんは
"人間が生きていくうえで最も大切なことは何か---。
それはとてもシンプルなことです。
「人の役に立つことこそ、幸せ」
この一言に尽きます。"
とおっしゃって、そのように会社を経営され、障害があっても生き生きと働くことのできる職場を作られてきたとのことです。人の役に立つことを目指す - これは本学園の創立者・高木君先生が「信頼され、役に立つ女性になりなさい」と言ってきた精神と通ずるものだと思います。
内容は奥深いのに、とても読みやすい文章で書かれています。皆さんも、ぜひ読んでみてください。
次の本はこちら↓
日本を代表する科学者であり、東京理科大学学長でもいらっしゃる藤嶋昭先生の『時代を変えた科学者の名言』という本です。
実は最近、藤嶋先生ご本人のお話を聴く機会があり、サイエンスの面白さに心から感動しました。また、何千年も前から科学者たちが素晴らしい名言を残されていることもうかがい、その言葉がこの本に紹介されています。
なんと、今回は藤嶋先生ご本人からサイン本を頂戴しましたので、ぜひ皆さんにも読んでいただきたいと思って、本棚に入れておきます。大切に読んで下さいね!